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魔法少女リリカルなのは〜英雄の力を持った少年達の物語〜
第1話:物語はまだ始まらない
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「ここは…?」
意識を取り戻した俺はふとそう言い、横になってる体を起こし、周りを見渡す。
「……ここが、俺の部屋、俺の家…か…」
なんだが他人の家にいるみたいだな。まぁ、それよりも状況を確認しつつ、俺自身のデバイスを探すか。
家の中を探索して約一時間。
家具や電機は勿論、お金や日常品まで全て揃ってあった。
おまけに俺が昔やってた遊戯王やデュエマまであるし、びっくりしたわ。
ただ、問題なのが一つ。
「デバイスがない。どういうことだ?」
そう、この世界では必要不可欠な物、デバイスだ。
魔導師になるために、俺が仮面ライダーになるために必要な
備品
(
アイテム
)
。
それがないのはどういうことだ?
そんなことを考えているうちに、突然、電話の着信音が鳴った。
それを聞いた俺はすぐに電話に手を置いた。
差出人は……不明か。
俺の考えが正しければ、恐らくこの差出人は神だ。
そう予想した俺はメールの内容を読み始めた。
【真へ
すまぬ、お主が頼んだデバイス、明日になりそうじゃ。
理由はあまり言えないが、なるべく早く渡す。
因に、そのデバイスの名前はゼクロム。略してゼロだ。
なお、このメールは送信された側からは返信できないのでご了承じゃ。】
「……了解。そう言うことなら仕方がない」
神様も忙しいんだな。あの性格だけは許せないが。
そこまで考えると、ふと俺は時計の針を見た。
時刻は午後3時30分。
「……丁度良い。散歩ついでに晩飯の買い出しでもするか」
そういえば、遊戯王やデュエマのカードって、この世界にあるのか?今度、調べてみるか。
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