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詩織の【ヌードモデルでいろいろ初体験】
本格的ヌードモデル体験
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私が通っているのは、学生の30人に1人がヌードモデルを経験する女子短大だ。
美大でもないのに、この数字は異常かもね。

で。

私は、いま、素っ裸でモデル台に立っている。
S教授のゼミの募集に応募したのだ。

一応、ガウンを脱ぐ時は緊張した。
学生は女ばかりだけど、S教授は男性だし。

考えてみると、学内で全裸は初体験だった。

初めてにしては、落ち着いてるね、とS教授は評価した。
学内では初披露だけど、数人の男女に、マンツーマンで鑑賞された裸体だから、よほどのポーズにされない限り平気ですよ、と心の中でつぶやいていた。

S教授から、お尻を誉められた。
ここはちょっと複雑。
さすがに言葉だけでは濡れないけど、最近は、意外なほど軽い刺激で潮を噴くことあるのだ。

お尻を誉められると、控え室で脱衣した時を思い出してしまう。
ショーツを下ろす前に、備え付けの姿見を見た。
セルフチェック。
もし、どうしても下着を脱げなかったら、つけたままでモデルになってもかまいません。モデル料は差し引きません。と事前に言われたのだった。
土壇場で脱げなかった人が過去にいたのだろうか?
そんなこと言われたら、よけい恥ずかしい――あ。

濡れちゃった。

だから、脱ぐしかなかった。


拘束時間が終わって、モデル台を降りた。
またお願いします、と言われて、嬉しかった。

その日は、家での夕食を少しリッチにした。

またお願いします、か。

――――――――――
ほんの数日で、再び、S教授にヌードを見せる日が来た。

教授は52歳。容貌も振る舞いも紳士そのもので、女性を安心させる魅力がある。

今度の依頼は、個展の作品になるかもしれないという。

私のヌード公開の経歴はというと――

・中学生で、クラスメートに半裸。
・高校生で、文化祭限定で映画デビュー。

・短大生で、個人画家のデュエットヌード。

脱いだわりには、多くの人の目に触れてないことに気づく。
ついに、今回、初の一般公開の全裸となるかも。ちょっと複雑だった。

二度目の全裸の私は、藤椅子でしどけない姿をさらしていた。
楽なポーズだし、教授の姿は視界に入らない。
緊張もしないし、恥ずかしくなもい。
ただ、無防備な全裸で男性と二人きりでいるシチュエーションは初めてだ。

エロ小説では、襲われたりするよね。
なにしろ裸だし。男と女だし。

そういえば、最初は、結構ヤバかった。

私はブラウスとミニスカートで来た。ポーズは決まっていて、すぐ裸になるものと思っていたら、

何も脱がずにポーズ決めからだった。
しゃがんだり、寝転んだりするたびにピンクの下着が見えてしまう。
どうせ裸になるけど、
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