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〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
タケルと純夏
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はないみたいなの。」
「母艦級や重頭脳級なら知ってるけど、その他にも種類があるのか?」何周かしているタケルは桜花作戦時に確認された新たなBETA種を知っているが、その事を純夏が知らない可能性があると思って確認してみた。
「えっとね、宇宙空間を飛ぶものとか、大きな宇宙船みたいなのとかがあるみたい。」
「マジか?!飛ぶ種類の奴がいるのか・・・・それ地球の方に現れたらヤバいな!」
「ううん、今のところは大丈夫みたい。来るのにもう少し時間がかかるみたいだよ?でもあと3ヶ月で太陽系に到達するみたい。」
「どっちにしてもあんまり時間が無いじゃんか!」
「あのねタケルちゃん、ダイスケさんには向こうとつながっている場所をそれとなく伝えるようにするから、あまり時間がかからずに出発できるようになると思うよ?」純夏はとても重要な事をさらっと言ってのけた・・・・。
純夏・・・・ぱねぇな、まるで水晶玉覗いている魔女みたいだな・・・まぁ老婆じゃないけど。
「あれ?タケルちゃん今失礼な事考えなかった??」うわ、思考が純夏に読まれてるのか?!
やべ、「じゃ、とにかく俺は地球人組を鍛えつつ出発できる準備を整えておけばいいんだよな?」タケルは慌てて話題を変えた。
「もぉ、ごまかされた・・・・まぁいいけど・・・うん、そうだね、彼女達は元々運命の灯が弱いから気を付けてあげてね。」

「運命の灯?なんだそれ??」タケルは初めて聞く単語の意味がわからず、思わず純夏に訊く。
「ええと、彼女たちはほんとうだったら既に亡くなっているはずの人たちなのね。だけど、ダイスケさんやタケルちゃんがこの世界、エレミア星系に来て出会った事で時空の理にちょっとだけエラーが出たの。それでね、アメリカが横浜ハイヴを攻撃した時に使った爆弾が時空を歪ませた時に一瞬裂け目が出来て、こっちに飛ばされたんだ。」
「ああ、アメリカが横浜ハイヴ攻略の時に純夏が言ってた爆弾、五次元効果爆弾―G弾って言うんだけど、それを使った影響でその後の横浜一帯がずっと重力異常の発生する場所になっちまったんだよ。」
「うん、さっきも言ったんだけど、彼女たちはほんとうならそこで終わる運命だったんだけど、タケルちゃんがエレミア星系にいたから、そこに細い縁が出来て本当に低い確率だったんだけど、消滅しないで飛ばされたんだよ。」純夏の説明にタケルは納得した・・・だが。

「そうだったのか!・・・?じゃ俺はなんでこっちに飛ばされたんだ?」良く考えるとタケルもこっちに来ているのが不自然だという事に気が付いた・・・今さらなのだが。
「タケルちゃんはね、また2001年にループさせられる為に魂が移動していたんだけど、もうそこから外してあげたいと思って、力を振り絞って魂を掴んだら出来ちゃったんだよ。それでね、良くわからない存在に取り返されそうに
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