伝説の序章
暁
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ニッと悪い笑みを浮かばせて
トントンと合図する詩雨。
二人は愕然とした。。。
無理もない,地上に存在している
ものと思われていたものが底に眠って
いるのだから……
ジ「すげぇぇな…こんな所に…」
ロ「見つけたのは良いがどーする?
建物なんかぁ引っ張りだせねぇぞ。
土になんか入るわけにもいかねぇし…」
ロキの言う通りほぼ完全に埋まっている
状態の大きいであろう城跡を動かすのは
至難の技だ。かと言って自分達から行けた
としても土に押し潰され呼吸困難になる。
ジ「うん,確にこれがミッションだとも
考えられないし…ガチの自然現象で
こんな事になってるんだろうし…
(;−ω−)ウーン」
二人が頭を悩ませ考えているところ,
詩「それがミッションだったら…?」
詩雨が口を開け二人に言った。
詩「ミッションだとは言いきれねぇが
完全に自然現象だとも言えねえだろ。
前にも言ったがある沈んだ島を復活
させるには色々な条件が重なって
できた。」
ジ「あぁ〜鏡がどーとかの」
ロ「成程,簡単には城へ入らせねぇ
気のよーだな」
チッと舌打ちし,ロキは地上から
はみ出してる突起物を蹴った。
ジャックスも暑さで頭がパンク
状態であった…
何とかこの状況から抜け出さなければ!
…その時,ジャックスは何気無く
一言呟いた。
ジ「そーいえばアザトースの剣の
装飾って赤かったよな」
ロ「確に赫だったな…」
詩「俺が持っていた本の通りならな。
真紅,緋色の剣。太陽をモチーフにした
伝説の剣。」
すると真上にある太陽を
詩雨は観た。
目を細くしじっと観る。
今度は辺りを見渡し始めた。
ロキも理解した。
ロ「成程な。解ったゼ!
あんたの考えてる事…」
ニヤッと詩雨を見て言うロキ。
二人の考えに追いつかないジャックス
ジ「お、おい!どーゆー事だよ!!」
ロ「お前のが良いヒントになった!
思い出せ!こいつの本に書かれてあった
内容を…!!!」
ジ「内容…」
-出発する前の日-
ジ「アザトースの剣??」
詩「あぁ,緋色の装飾を帯びた
選ばらし者にしか与えられないと云う
言い伝えのある伝説の剣だそうだ。」
ロ「カッコイイ剣だな」
ジ「この本には他にどんな事が
書いてあんだ!?」
詩「色々書いてる事があるが
一つ不可解な事が…」
ジ・ロ「不可解?」
詩「城跡を事とか剣の事とか書かれて
ある行の一番下に書かれているものが
意味が分からんのだ…」
ロ「へーお前にも分からねぇ事が
あるんだな」
詩「一応人間やからな…
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