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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第62話 偽りの笑顔
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の手がくるむのスカートの中へと入ってしまい……くるむの×××を掴みながらそのまま転んでしまった。
つまり
「やあああああん!」
くるむの×××が、完全に××××…………… etc
「はぁ……つまりはそういう事か。外にいるのゆかりちゃんだろ? 出ておいで」
カイトは、窓の外に声を掛けた。
初めはあまりの光景に気付いてなかったけど、冷静に観察をしてみるとはっきりと魔力を感じた。つくねの意思ではないという事も理解出来た。流石にくるむの展開には予想外過ぎたが、それがかえってカイトを冷静にさせた様だ。
勿論、外でまだいたゆかりは、カイトに指摘されて、ビクっ と体を震わせてしまった為、自身のトンガリ帽子が窓から見えてしまった。
「あああ! ゆかりちゃん!!」
最後は、観念したのかゆかりは部室まで入ってきた。
「カイトさん。なんで判ったですか?」
「魔力が若干感じたからな。まぁ それだけでゆかりちゃんだろ? と言うのもまだ弱いが……そこは状況だ。現時点で つくねの事を攻撃しようとするのは君だけだから」
カイトは、腕を組みため息をつきながら答えた。
その時、流石のつくねはもう我慢できなくなったのか。
「そのコをなんとかしてくれーーーーっ!! もーー完全にあったまきた!!!」
だあああああーーー! と大声を出していた。ここまで怒鳴るのは今までに無かった事だ。
それでも、ゆかりは謝るどころかモカの後ろに隠れて。
「べーーっ!」
可愛らしくあっかんべーー、とするだけだった。客観的に見たら本当に可愛らしいのだが、今のつくねにとっては、憎らしいだけだった様だ。
「……ぐぅっ!!」
つくねは拳を握りこんでいたから。頭に四っ角をたっくさんつくって。
完全に怒っているそのつくねをみてモカは。
「つ……つくね……、まぁまぁ落ち着いて?」
宥めようとした。
とりあえず、モカが諫めれば今まではこれで収まっていたのだが、さすがに今回はそうはいかなかった。
「モカさんも甘やかしすぎだよッ!!!」
「つくね……。気持ちは判らんでもないが、とりあえず落ち着けよ。教室で そんなに怒鳴るな。結構響くし、他に迷惑にもなるだろ?」
カイトもモカに続いてつくねを諫めたが、効果はいまひとつだ。
「カイトもだよ! 何言ってんの! ゆかりちゃんが来たから騒がしくなったんじゃないか! しっかり言ってあげなきゃいけないだろ? 悪戯はダメだって!!」
「まぁ……、それはそうなんだよな。……流石に』
こればかりはつくねが言ってるのは正論だった。
でも、これは 子供がする悪戯。人間の世界でも幾らでもあ
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