102部分:第十話 張飛、また馬超と会うのことその一
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れ」
さらにであった。
「兵も手に入れている。異民族の精悍な兵をだ」
「じゃあ袁紹はかなり強くなっているのだ?」
「そうだな。匈奴達の兵が加われば強いな」
関羽もそれを言う。
「四つの州に異民族の兵が加われば」
「もう敵なしなのだ」
「しかし曹操殿もその基盤を確かなものにしてきている」
趙雲は曹操のことも話した。
「あの方の掌握している二つの州は元々豊かな場所だ。袁紹殿に次ぐ勢力を築き上げることも可能ではある」
「そのお二人が何進将軍についているのは将軍にとっては有り難いですか?」
ナコルルがふと言った。
「それなら」
「そうかもな。だが宦官達は宮廷に隠然たる勢力を誇る」
趙雲の次の話は宦官についてだった。
「帝の御傍にいつもいる。そして陰謀にも長けている」
「予断は許さないか」
関羽もその事情はわかった。
「宮廷は混沌としているのだな」
「それが今都や司隷にも及んでいる」
そうなっているというのだ。
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