最終会?
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と「ソウスキー・セガール軍曹」の二名は生徒指導室に出頭しろ」
呪いの籠った眼で強く言い渡され、いろいろと説教を食らう羽目になった二名。
「テッサ、俺は帰る。何故なら呼ばれたのはソウスキーセガールという知らない人物だ、俺ではない」
「何言ってるの? カリーニン少佐は記憶を失ってない、それもゲイに書き換えられたのを怒ってる、ユー、シー?」
「それを実行したのは俺ではない」
「だ〜か〜ら〜、それを弁明しなさいっ」
汗を大量に流しているソースケは足早に逃げようとしたが、出入り口で不審人物に遭遇した。
「相良君……」
生徒が退出し始めた教室の外には、思いつめた表情をして目の下にクマがあり、手にリスカ跡とかも多数、自分の髪の毛や血を混ぜ込んだ「恋のホワイトマジック?」のクッキーまで焼いて来た、まさにヤンデレと表現するのがふさわしい、亡霊のような少女が佇んでいた。
「「クダン、ミラ……」」
ミラは本来ならテニス部員で「相良? え〜〜? あの軍事ヲタク? 風間とデキてるんじゃない〜? ギャハハ」とか言うクズ系の思い上がった女子高生キャラに戻るはずが、恋心を捨てないために、過去の苦痛を全部背負い込んだまま転生?した。
「うふふふふふふふ」
性格はすっかり陰キャになってしまい、オカルト研究部とかを立ち上げて「ムー」なんか購読するぐらいイタい女になっていた。
「相良君とテレサさんって仲が良いのね……」
でもミラの呪いだけはモノホンだったので、虐めたりすると毒電波食らって窓から飛び降りさせられたり、毎夜ハインドとかサベージに追われる夢を見させられて、病んだ末に自殺させられる。
「やめるんだ、クダン、人前で手首を切るのはやめろ」
左手を出してカッターナイフも当て、ソースケとテッサが仲良く?会話しただけで手首を切ろうとするミラ、もう常習犯らしい。
「相良君、貴方と私は前世からの恋人なのに…… どうして浮気するの?
ミラの場合中二病とかじゃなくて、世界を革命した中心部にいて、以前の記憶もガッツリ持っている多重人格?の病人なので始末に負えない。
「アタシもキタヨ!」
ベトナムからの留学生なんかも来てしまい、本人に落ち度は無いのに孤立無援の窮地というか、修羅場に追いやられる。
「アラ、貴方まで来たの? わざわざ共産主義のベトナムから? よくホー・チミンおじさんが許してくらたわね? 売春組織に体でも売って来たのカシラ、オホホホホ」
早速棘のある言葉でナミを罵倒し始めるクズのチドリ・テッサ。女の戦いでは相手を容赦しないように方針転換していた。
「サベージ無かったカラ、出獄?してカジノと株で一勝負してやったヨ、確率計算ならマカセルね」
こいつらだけウィスパードの計算能力とか知能を隠し持って、レインマンより強力な記憶力でカードを全
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