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ウィスパード同士で醜い争いをしている間、ソースケは15体のASを相手に戦っていた。
それもラムダドライバ搭載のエリゴールで、デ・ダナンからの援護が無ければ勝つどころか、残骸すら残らないほどの劣勢。
誘導弾などが到着するまでの間、久壇未良の生霊と言うか、ウィスパードが本体から分離した状態で、オムニスフィアから敵性ASの中に出現して、まず搭乗者にサミング(目潰し)の嵐。
コクピット内でポルターガイスト現象を起こして、AIも乗っ取り、押してはいけないスイッチとか押しまくり。
もしASが破壊されて仰向けに倒れた時に使う、前部装甲版射出用のイジョクトスイッチも押しまくり、一応生霊なので影響は薄かったが、15機のAS全てに怨霊が出現して、ミラ的王子様のソースケ様に危害を加えようとしているクズ共に制裁を加え、ナミまで参加して地獄の亡者の苦しみと冷気を搭乗者に伝えた。
「な、なにが起こってる? イジェクトボタンが押された、前の装甲がなくなった、ぎゃあああっ!」
「目がっ、目があっ!」
「寒いっ、凍えそうだ」
薬物で調整され、常時ラムダドライバを起動させているはずの兵士も、コクピット内で起こる心霊現象や、AIが発狂して偽情報のアラートを発しまくって騙されて腕や足を緊急パージ、ヘッドセットからは幽霊か怨霊の女の叫び声が常時聞こえ、バイラテラル角とかもあり得ない数値に変更され、指を動かそうとしただけでハイル*ットラーの姿勢になる。
前面装甲を失った兵士も恐慌状態に陥って通常射撃で倒された。
ウィスパードに空間や距離の概念が無く、時間の概念も違うので、オムニスフィアで会話しながら敵ASのコクピットに複数出現する荒業が使えた。
さらにナミの場合死んでいるので、地獄の亡者として生きているパイロットに幻覚を見せたり、共に地獄の底に落ちるように引っ張り、インディジョーンズで聖櫃が開くシーンみたいな出現方法で、モニターからも貞子調で出現、仲間を誤射させたり、投擲兵器を自爆させたり、やりたい放題の破壊を生み出した。
オムニスフィア
「だから私はサガラさんとレディ・チャペルでもキスもして、マッパで台の上に拘束緊縛されて放置プレイ中で、帰ったら凌辱プレイ決定なんです〜、貴方なんか何もしてないんだから恋人でも何でもないし全っ然関係ないんです〜〜」
「何をっ、このっ、チンチクリンで鈍臭くて、平地でも転んで艦内のパイプでもズッコケて、軍人の癖に鈍臭子だから、アタシより先に捕虜解放されたりすんのよっ、このクソガキの泥棒猫がっ!」
普通なら、何か綺麗なイメージ的な場所で、オムニスフィアで裸のまま寄り添って掌でも合わせて溶け合い、半透明で交錯して物語が解決したりする所を、二人は普段のイメージの服装、軍服と学生服で身を包んだまま掴み合いのマジ喧嘩に突入し
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