ガンダムW
1683話
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…なんて事は言えないしな。
「さて、俺にも分からないな。ただ単純にMDを嫌っているだけなのかもしれないし。そうであるのなら、トレーズ派と協力関係にあってもおかしくはない。トレーズ派は、トレーズがMDを拒否してOZのトップから外されたのが原因で作られた勢力だからな」
「そう、ですか。……とにかく、ムウという人物がOZのトレーズ派ではないと分かっただけで、こちらとしては助かりました。また何か新しい情報があったら、お知らせしますね」
そう言い頭を下げたサリィは食堂から出ていく。
恐らくムウがOZのトレーズ派ではないという情報を、連合軍に知らせにいったのだろう。
この件は、俺の立場から考えても連合軍の方に流しておいて欲しい。
ムウがトレーズ派だと連合軍に認識されてしまえば、後々ミロンガ改で行動する時に不味い事態になりかねないしな。
「宇宙はトレーズ派、財団派、バートン財団。地上はトレーズ派、財団派、中東連合。色々と混沌としてきたな」
「しかもそこに連合軍とシャドウミラーも加わるんだろ? まさに群雄割拠だな」
綾子がハンバーガーを手に、俺の向かいに座る。
「そうだな。勢力が色々と多すぎるのを考えれば、群雄割拠と呼ぶに相応しいかもな。世はまさに戦国時代……って感じか?」
「いや、それはちょっと洒落になってないから」
少しだけ呆れたように、綾子はそう告げるのだった。
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