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ソードアート・オンライン 〜槍剣使いの能力共有〜《修正版》
SAO編ーアインクラッドー
05.圏内事件
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すると唐突にアスナは足を止める。
「ていうか、そのお前っていうのやめてくれない」
アスナが少し怒り気味なる。
「あ、あぁあ、じゃあ……あなた?」
アスナが不機嫌な顔をする。
「副団長様……閃光様?」
アスナは少し呆れた顔をする。
「普通にアスナでいいわよ」
「それで、鑑定スキルとかだけどフレンドに当ては?」
「う〜ん、友達で武器屋やってる娘が持ってるけど……今は一番忙しい時間だしすぐには頼めないかな?」
「それなら俺の知り合いの雑貨屋にでも頼むか」
「あいつに頼むのかよ」
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第五十層・アルゲード
街の本通りから一本外れた寂れた路地にシュウたちが目指すところはあった。
「相変わらずアコギな商売してるようだな」
「よう、キリトか」
カウンターにいたのは茶色の肌をしたガタイのいい男。シュウやキリトの良き理解者のプレイヤーのエギルだ。
「久しぶりだな、エギル」
「おう、シュウも一緒か」
シュウとエギルは拳を合わせる。
「安くしいれて安く提供するのがうちのもっとうなんでね」
「後半は疑わしいもんだな」
キリトもエギルが拳を合わせる。
「頑張ってるな、エギル」
「おめぇに心配されなくても心配ねぇよ」
すると後ろからついて来たアスナの姿をみるやいなや、シュウたちをカウンターの中へと引きずりこむ。
「ど、どうして、ソロのお前らがしかも、あ、アスナと一緒とは、どういうことだ! お前ら仲悪かったんじゃないのか!?」
話せば長くなる、とだけいってから本題を簡易的だが説明した。
「圏内でHPが0に。デュエルじゃないのか?」
「【Winner】表示を発見できなかった」
「直前までヨルコさんと話していたなら睡眠PKの可能性もないわね」
「突発的なデュエルにしてはやり口が複雑すぎる。事前に計画されたPKだってことは確実だろうな」
「そこでこいつだ」
キリトは、カインズに刺さっていた短槍をストレージからオブジェクト化する。それをエギルに渡す。
「プレイヤーメイドだな」
「本当か?」
「誰ですか、作成者は?」
「グリムロック。聞いたことのねぇ名前だ。少なくとも一線級の刀匠ではねぇ。それに武器自体も変わったことはねぇ」
「でも、手がかりにはなるはずよ」
「一様、固有名も教えてくれ」
「《ギルティー・ソーン》となっているな。罪の茨ってところか」
再びエギルはキリトへと短槍を返す。
「罪の……茨……」
ギルティー・ソーンをキリトがじっと見る。よし、とつ
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