第三章 X《クロス》
襲来
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ら一刀へと向かっていく。
「ッ!?この数の剣を・・・輪切りに!?」
「おいおいおいおい。そんな粗末な技で・・・」
ザクッ!!!
「俺に勝てると思ってんの?」
迫ってきた「奴」を一刀が流星剣で受け止めるも、「奴」の背中から魔導八天が手裏剣のように回転して飛び出してきて、一刀の肩に突き刺さった。
それを食らい、滴る血と共に一刀が落ちていく。
その一刀を愛紗が飛び出して抱え込み、その愛紗の肩を踏み台にして鈴々が「奴」へと身の丈以上の己の武器「蛇矛」を振り下ろしぶちかました。
その一撃を「奴」が受け、鈴々と共にそのまま地面に押しつけられるかのように落下していった。
ゴッゴン!!という重々しい音と共に地面が揺れ、二人が地面に落ちて砂煙が起こる。
そして、その中からユラリと姿を現したのは
「重いな。だがオレの魂を潰すにはちと軽い!!!」
蛇矛の刃と持ち手の境目に二の腕を当てて受け止め、振り下ろした体制のままの鈴々を見て、「奴」が呟く。
直後、「奴」は蛇矛を掴んでブン回し、それを「EARTH」ビルに向かって投げ飛ばした。
バゴォ!!という音がし、鈴々の小さな体が「EARTH」ビルに小さなクレーターを作り出す。
それを見てまだ死んではいない鈴々を見て、「奴」は感心したような声を出すがそれはすぐにほかの攻撃に遮られてしまった。
斬りかかってきたのはライダーとセイバー。
更にはクウガやアギトたちといった仮面ライダーたちだ。
後方からはアーチャーからの援護射撃も助け、一気に「奴」へと攻め込んでいく。
しかし
「魔導八天・・・・・フルブラスト!!!!」
魔導八天の切っ先が彼らに向き、その先端から一気に砲撃が放たれていった。
計八本の無慈悲な砲撃はジュゴウッ!!!という音を立てて次々とライダーをなぎ倒し、アーチャーの投影の八割を消し飛ばした。
が、それでも生き残った者はいる。
飛んできた剣を回避していると、そこにセイバーがエクスカリバーを振り下ろして「奴」の首を狙ってきた。
「奴」はそれを横にそれて回避し、セイバーの腹を貫いてやろうと彼女の右側から拳を突き込む。
が、それよりも早くセイバーの左掌が「奴」の胸に当てられ、そこから一気にストライク・エアがぶち込まされた。
その風圧に「奴」の体が真上にすっ飛び、そこに向かってライダーのベルレフォーンが放たれる
「ベルレフォーン!!!」
ギャゴッッ!!という空気との摩擦音を上げながら天馬に跨った彼女が
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