暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第三章 X《クロス》
日常
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ーわかってて逃げやがったなァァアアアア!!!」




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アリスが廊下から外を見る。


そこにはヴィヴィオとイクスがボール遊びをしており、なのはがそれを眺めていた。



すると、ボールはコントロールを失ってポンポン、と跳ねて行ってしまった。



それを追っていくヴィヴィオ。
それは敷地の門の方へと転がっていき・・・・・




「おっと」



一人の男の足元に当たって止まった。


男がそれを拾い上げ、ヴィヴィオの方を向く。
その男の姿に、ヴィヴィオの足が止まった。



「・・・・・・・え?」



その様子を見て、なのはがヴィヴィオのもとに駆け寄っていき、彼女もその姿を見た。




その男は・・・・・



「よぉ。久しぶりだな」




ポン、とヴィヴィオにボールを投げ返し、一人の男が声をかける。



その姿は、忘れたことなどなかった男だ。




ちょうど一年前に消えた、あの男のものだった。





「戻ったぜ。なのは」




「舜・・・・くん・・・・?」






マイカゼ シュン





いま、この男が帰ってきた。






to be continued

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