第三章 X《クロス》
決着
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がつぶやく。
そして、地上に降り立ったクラウドを一瞥し
「お前がいる限り・・・終わらないさ」
そう一言だけ言って、セフィロスは消えた。
あたりには、キラキラと光る羽根が、まるで祝福のようにきらめいていた。
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そして
戦いから、数時間後
「EARTH」の医務室はまだ、負傷したメンバーを収容出来るほど復興していなかったために、メンバーは聖王教会付属病院を訪れていた。
その一室。
そこで、クラウドは別途に横になり、体中に包帯を巻いていた。
窓の外を眺めると、そこには広々とした中庭があり、そして・・・・・
「あぅあぅ〜待つのですよー」
「まったく・・・あんたら病み上がりなんだから大人しくしてなさいよー?」
「にぱー。わかりましたですよ、胸の小さなおねーさん」
「今なんつったコラァ!!」
「ん、ハチミツ」
「わ、ありがとう!おいしいんだよー、あまいんだよー♪」
「こっちだよー!イクスー!」
「せ、聖王殿下・・・」
「もー、その呼び方は禁止ー!」
はしゃいで駆けまわる、少女たちがいた。
中には座って休んでる者もいれば、芝生で眠っている者もいる。
しかし、そこには平和な、いつもの光景が広がっていた。
「こいつがうまく効いてよかったよ」
と、クラウドの部屋にやってきたのは上条だ。
セフィロスを倒し、彼女らが解放された瞬間に魂はその身体へと向かって復活した。
彼女らはすぐに目を覚ますことはなかったが、ただ一人だけ、イクスヴェリアだけはすぐに目を覚ました。
そして、言ったのだ。
自分の中のマリアージュを作り出す機能は止まってはおらず、またいつ暴走して吐き出し始めるかわからない、と。
だが、そこに現れたのがこのツンツン頭の幻想殺しだ。
その胸にポンと手を当ててただけでその機能は簡単に消滅した。
副作用として、いきなり触った彼がイクスとスバルに張り倒されただけだ。
その現象に驚いたイクスだが、スバルからの言葉を思い出し「生きていこう」と思ったらしい。
彼女の人生は、ここから始まる。
「・・・・いい光景だ・・・な」
「まさかあんた・・・・小さな子が・・・好きなのか?」
ドンッ、パキュィン!!
クラウドが魔法を放ち、上条
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