第三章 X《クロス》
翌日
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「イクスヴェリアは比較的落ち着いているな」
「美琴嬢がなかなか落ち着いてくれなくてな。みろ、輪が尖ってる」
「森の母(アルルゥ)は落ち込んでんなぁ・・・・」
と、この会話からわかるようにこの輪は彼女らの精神状態を表している。
それがきれいな円形になったその時、彼女らの魂を邪神に捧げる準備が完了するのだ。
「しかし落ち着いてきているな」
「ああ、少しずつだが」
「いいかー?抜け駆けすんじゃないですよ?」
「ふん。邪神の復活、そしてその力を自分のモノに、か」
「復活したのちに五人で戦い、勝ったものが文句なしで邪神に飛びつく。それでいいな?」
「異議なーし」
「そいつが逆に邪神に取り込まれたらどうする?」
「その時はその時だ。次の奴が飛び込めばいい。少なくとも、必ず俺らの内、一人が手に入れる」
その力を以って地上を制し、己が種族の繁栄と栄光を
計画は、着々と進んでいる。
to be continued
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