ガンダムW
1681話
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ましてや、このW世界には魔法とか超能力とかそういうのはない。
純粋に身体能力のみで戦いを挑まなければならないのだから。
「MS戦? シミュレータか?」
「ああ。デスサイズヘルのデータをシミュレータに登録して貰ったんだ。アクセルのウイングゼロの方もデータは登録されてるみたいだし。どうだ?」
なるほど。まぁ、機体に慣れるという意味では実機の方がいいんだろうが、その実機はちょうど組み立てている最中だ。
なら、そのデータを使ってシミュレータで慣れておいた方がいいというのは、間違いのない事実だろう。
もっとも、所詮データはデータ。
実機とは色々と違うところもあるだろうし、これから機体を組み立てていく上で色々と修正も入ってくる可能性もあるが。
……いや、デスサイズヘルの方はもうかなり出来上がってるらしいから、そっちは特に意味がないのか?
だが、デスサイズというベース機があったデスサイズヘルと違い、ウイングゼロの方は完全新規設計なんだよな。
それに、ゼロシステムの方は……うん、間違いなくシミュレータには搭載されていない筈だ。
ウイングゼロの大きな特徴の1つでもあるゼロシステムを使えないとなると、シミュレータでは満足出来ないんだろうが……いや、それでもウイングゼロに慣れておくという意味では問題ないか。
「分かった、ならシミュレータをやるか?」
「え? マジ? 本気かよ? 聞いてみたけど、まさか引き受けて貰えるとは思わなかった」
「……なら、止めるか?」
「いやいや、まさか。ほら、行こうぜ。折角アクセルがその気になったんだから、この機会を逃す訳にはいかないってね」
そう言い、俺はデュオに引っ張られて食堂を出て行くのだった。
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