内部図解
カタパルト???発進/着艦シークエンスA
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??発進シークエンス??
脚部固定式のMS用カタパルトは、WB級強襲揚陸艦で確立された技術であると言われる。のちのMS発進用機器のスタンダードとなったが、発進プロセス自体は航空母艦のものをベースとしており、公国軍のムサイ級巡洋艦が誕生した時点でほぼ確定していた。下記の発進プロセスは、カタパルトと滑走甲板が露出したアーガマ級巡洋艦のものであるが、ほかの艦でも大きな違いはない。
@カタパルト接続
MSの発進が決定されると、MSはカタパルトに接続される(カタパルトを「履く」形になる艦が多い)。例示したアーガマ級はカタパルトと滑走甲板が分割されているため、カタパルトを「履いた」MSが格納庫から出され、滑走甲板に改めて接続されるという少々複雑な過程を経る。MS格納庫と外部滑走甲板が繋がっている一般的な「開放型」や発進用機器が艦内に収納されているWB級などの「密閉型」では、プロセスはカタパルトに接続するだけで終了する。
A前方進路確保
甲板要員(直接甲板に出ていることは少ない)やオペレーターによって、進路上の障害物や敵機も有無を確認される。問題が無い場合「進路クリア(グリーン)」となり、発進許可が下される。障害物などがあった場合、進路の変更や障害物の破壊などが行われるが、緊急時には何があっても「進路クリア」となる。往々にして「どこの進路がクリアだって?」(ガルマ戦隊との戦闘時におけるアムロ・レイの言葉)と言う状況に陥るのはそのためである。
B発進許可
進路の「安全」が確認されると、MSの発進が許される。艦長や甲板長の許可が直接下されるのではなく、オペレーターから発進許可(発進可能)の旨が伝えられる。「○○(機体名やパイロット名)、発進どうぞ」といった言葉で許可されるほか、一旦発進してしまうと艦とMSの間の通信は困難になるため、口頭で戦況や指示などが伝えられる。なお、「発進許可」は前述の「前方進路確認」と一体であることも多い(進路確認が発進許可となる)。
C発進
「発進許可」が降りると滑走甲板のガイド・ランプの点灯などが行われ、パイロットが「○○(パイロット名や機体名、または双方)、行きます」といった連絡を行うとMSがカタパルトで加速され、発艦する。なおMSの射出はパイロット側だけでなく、艦側でも可能である(強制射出)。アーガマ級などではパイロットの発進連絡直後、カウントダウン・シグナルが点滅し発進となる。この後、カタパルトが定位置に戻り後続機が接続される。
??着艦シークエンス??
発艦よりも着艦のほうが難しいと言うのは旧世紀の空母からの伝統(?)で、それはMSの着艦についても同じである。これはMS運用艦艇が、空母と戦闘機が融合した「両生類」的な艦であるため、甲板(デッキ)が狭い、つま
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