常盤台刈り3
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来てください!』
「了解。」
公園に着くと、佐天さんと黒子が取り押さえていた。
「観念しなさいな。」
「離しなさいよ!私は復讐するんだから!」
「はぁ……うるさいわよ。」
私は少し強めに電流を犯人に向けて流した。
「お姉様……。」
「ま・ゆ・げ・の恨みだぁー!!」
そう言って佐天さんは油性の黒ペンを取り出し、前髪をあげた瞬間目を疑った。
「え……。」
「いやー!」
気絶させたはずの犯人が起き上がり、前髪を抑えた。
「わ、笑えばいいじゃない!変な眉毛って!」
──あー、この子……。
黒子も呆れてしまい何も言わず、ただ1人佐天さんはどうにかしようと口を開いた。
「えっと……そんな変じゃないと思うよ…?」
「え。」
「その、ほら!可愛いと思う、うん…!」
佐天さんの言葉を聞いた瞬間、犯人は顔を赤らめて手紙を書いていいかと聞いていた。
「罪深い女ですの。」
「あはは……。」
私は苦笑しながら、あることを思いだした。
「あ、そうよ!」
「どうしたんですの?お姉様。」
「ねぇ、貴方の共犯者はいったい誰なの?」
そう聞かれて驚いたのか、顔を伏せてしまった。
すると佐天さんが聞いてくれた。
「あのね、この人は私の友達なの。それで、この人のお兄さんが……」
「御坂湊……。」
「え…?」
顔を伏せながら、ゆっくりと湊の名前を言った。
そして、ゆっくりと話し始めた。
「共犯者は幼馴染みの龍くん…です、小林龍樹……。」
「その龍樹さんが、どうして共犯なんかを?」
「彼が言い始めたんです、復讐はしようって。私は常盤台生徒に彼は……」
そう言って、私の事を見て言った。
「御坂湊を殺す事を……。」
「は?」
私は信じれなかった、目の前で涙目に話す女子生徒の口から話されたのは幼馴染みが共犯者で、その人は湊を殺そうとしてる。
「そんなの無理ですわ、お兄様はlevel5第4位。その小林さんがどれほどの強さかは知りませんが殺すなど……」
「龍くんもlevel5なんです……火竜と呼ばれてます…」
「え……火竜なんて聞いたこと……」
『裏level5だ……』
「湊!?」
耳につけている通信機から湊の声がした。
「裏level5ってなんですの、お兄様!」
『現在の…level5を納得出来ずに…学園都市の…理事会の半分…がもう一つの…と言って…作ったのが…始まり…だよ…。』
「じゃあ、彼は……」
『彼も…立派な…level…5…さ…。』
『ゴチャゴチャ…話してんじゃ…ねぇ
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