暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜槍剣使いの能力共有〜《修正版》
SAO編ーアインクラッドー
04.龍使いと橙
[9/9]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
たがわずかでも力が入れば首は切り落とされる。それが意味する事は一瞬で理解できるはずだ。
「……それがどうした?」
ロザリアは諦めたようにこちらに向けていた槍を地面に落とした。
「俺の出番はないみたいだな」
木の陰にいた黒いコートを身に纏った少年が現れる。
「そうみてぇだな。キリト」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ゴメンな、シリカ。君を囮にするようなことになっちゃて。俺のことを言ったら怖がられると思ったんだ」
「シュウさんはいい人だから、怖がったりしません」
シリカはまた少し暗い顔をする。
「やっぱり、行っちゃうんですか」
「あぁ、五日も前線から離れちゃったからな。すぐに戻らないと」
「攻略組なんてすごいですね。あたしなんて、何年経っても無理ですよ。……あの、あたし……」
「レベルなんてただの数字にすぎない。この世界での強さは単なる幻想にすぎない。そんなものよりもっと大事なものがある。次は現実世界で会おう。そしたらまた、友達になろう」
「はい、きっと必ず」
シリカが笑顔でこちらを見る。
「さぁ、ピナを呼び戻したあげよう」
「はい!!」
シリカが《ピナの心》と《プネウマの花》を取り出す。
《プネウマの花》の蜜が《ピナの心》に触れると光る。
その光は優しく、暖かい光だった。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ