ガンダムW
1679話
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触がそれぞれ違う為だろう。同じ紅茶の味であっても、微妙に違っているのは面白い。
「じゃ、行ってくる」
2人との短くも熱いキスを終え、俺はそのまま影のゲートに身体を沈み込ませるのだった。
「お、やってるな」
ピースミリオンから生身で抜け出し、そのまま宇宙空間を遊泳して距離を取り、スペースデブリの裏側でニーズヘッグを取り出し、システムXNで転移。
その後、ミロンガ改に乗って周囲を移動しながらトレーズ派と財団派の戦いを捜していたのだが……その戦いの現場に、ようやく到着したのだ。
尚、俺がピースミリオンを脱出してから、既に半日近くが経っている。
半日で戦闘が行われている場所を見つけ出したのは、早いのか遅いのか……
ともあれ、俺は現在の自分の状況を確認する。
音声を変換する仮面を被り、外見からでは俺をアクセルだと認識するのは難しいだろう。
もし地上に降りる事になっても、今の俺は年齢をいつもの20代から10代半ばに変えている。
この状況で俺をアクセル・アルマーだと認識出来るような奴がいたら、その相手は色々な意味で凄い相手だと言える。
さて、早速戦闘に参加するか。
出来ればASRSを使って一気に攻撃を仕掛けたいところだが、それだとトレーズ派が俺を味方だと認識しないかもしれない。
いや、EフィールドとG・テリトリーがある以上、トレーズ派に攻撃されても問題はないんだけどな。
それでも、俺はトレーズ派の仲間だと向こうに印象づけておくのは重要だろう。
……行くか。
そう判断し、オープンチャンネルを響かせ、大声で告げる。
「俺はエンデュミオンの鷹、ムウ・ラ・フラガ。訳あって、トレーズ派に協力する!」
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