暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1679話
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ついた内容を説明しようにも、ここはピースミリオンのブリッジだ。
 そうである以上、俺と凛以外にも大勢の人物がおり、そのような相手には俺の秘密を言える訳もない。
 俺がどのような事を考えていたのかは、凛にも理解出来たのだろう。
 これ以上ここで話をするような真似はせず、無言で頷きを返す。
 出来ればすぐにでもこっちの話を聞きたかったのかもしれないが、残念ながら今はピースミリオンの移動中だ。
 簡単にこっちに話を聞くような真似が出来る筈もない。
 ……いや、やろうと思えば出来るんだろうけど。
 そもそもの話、現在ピースミリオンはステルスを使って移動中だ。
 つまり、余程の事がなければ敵に見つかるような心配はない。
 艦長の凛がいなくても、問題はないということになる。
 そんな訳で、話は一旦それで終わるのだった。





 そして、夜。
 副長役としてサリィをブリッジに残してきた俺達……俺、凛、綾子の色々と事情を知っているメンバーは、俺の部屋に集まっていた。
 紅茶とクッキーを用意し、早速今日のブリッジでの話になる。

「で? アクセルは結局何を思いついたの?」
「うん? また何かアクセルが考えついたのか? OZやバートン財団が可哀相になってくるな」

 綾子がご愁傷様とでも言いたげに俺に視線を向ける。

「別に今回の件にバートン財団は関係ないぞ」
「つまり、OZには関係がある、と?」
「そうなるな」
「具体的には、何をするつもりなの?」

 俺と綾子の会話に、紅茶を楽しんでいた凛がそう尋ねる。
 ちなみに紅茶は紅茶でも、缶紅茶だったりするのだが……それが凛には少し面白くないらしい。
 まぁ、凛は何気に紅茶派だしな。
 しかも俺のような似非紅茶派ではなく、本物の紅茶派。
 ネギとかユウキとか、そっち系。

「難しい話じゃない。今のままだとOZの内乱はトレーズ派の敗北で終わるのは間違いない」
「でしょうね」

 俺の言葉に凛が頷き、綾子もまた同意するように頷く。
 既に連合軍の中では、OZの内乱は最終的にMDを使っている財団派が勝利するというのは半ば既定事項だ。
 そうである以上、俺の意見に何を今更と思っているのだろう。

「そこで、だ。トレーズ派に少しテコ入れをしようと思ってな」
「テコ入れ?」
「ああ。トレーズ派に協力しようと思って」
「……ちょっと、サラマンダーを出そうなんて馬鹿な真似は考えてないわよね? ゼクスと戦ったんでしょ?」
「勿論そんな真似は考えていない。幸い、俺の空間倉庫にはニーズヘッグとサラマンダー以外もミロンガ改という機体がある」

 ちなみにサラマンダーだったが、予想外に情報は流れていない。
 ゼクスとの戦いでサラマンダーが姿を現した以上、間
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