1話 重大発表
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
ジン「父さん!俺海賊になりたい!」
ヤマト「ぶうぅぅぅぅ」
ヤマトは飲んでいたスープを吐き出した
ジン「汚ねぇ…」
ヤマトは布巾で机を拭きながら言った
ヤマト「突然何を言うのかと思ったらそんな事かよ」
ジン「それでいいのか!?海賊になって!」
ヤマト「別にダメとか言う気はねえけどよ 今は駄目だ」
ジン「えぇぇぇ なんでー」
ヤマト「海は怖いんだぜー いつ何が起きるかわかんねえ 今のお前が海に出たら一瞬でお陀仏だ」
ヤマトは怖い話をするような顔で言った
ジン「そうかなー…」
ジンは悲しそうに言った
ヤマト「それでもなりたいんだったら 明日から俺と特訓だな」
ジン「え!?いいの!?」
ヤマト「いいも何も俺はお前の義理とは言えどお前の父親だ お前が死なないように俺が特訓を付けてやる」
ジン「ほんとに!?やったーーーー!」
ヤマト「そんなに大声を出すな 10年間の特訓だ 今お前が7才だから17になったら海に出てもいいぞ」
ジン「10年間かー」
ジンの目は星のようにキラキラしていた
だがジンはこれから起こる事に後悔するのであった…
〜〜〜〜〜
2年たったある日
ジンは親父の提案で走らされていた
その提案とは
ヤマト「こんな蒸し暑いなか走ったら体力が付くんだ だから今から10周走ってこい!」
ジン「ちょい待てよ! 今寝起きだから!水ぐらい飲ませろって!」
ヤマト「んなもん知るかー!さっさと10周走ってこい!話はそれからだ」
〜〜〜〜〜
ジン「マジでふざけんじゃねえよ あのクソ親父 こんなに走らせて飲みもんの一つもくれねえなんて」
そしてジンは10周走り
ジン「はぁぁ 疲れたーー あれ親父は?トイレか?」
ジンは机をパッと見た
ジン「何だこの変な形の果物」
突然周りを見渡した
喉がカラカラで一刻も早く何か口に入れたかったのでジンは黙ってその果実を食べることにした
ジン「食っても…バレねえよな」
パクッ
ジン「まっず〜〜〜〜〜〜〜〜」
ヤマト「何だ何だ?」
ヤマト「お前それ食ったのか!!??」
ジン「お前だってお前ここにいねえんだもん」
ヤマト「お前それはな!悪魔の実っていう 海から嫌われる果実だ!」
ジン「別に嫌われてもいいじゃねえか」
ヤマト「お前なそれを食ったら 一生海から嫌われる!すなわち一生泳げねえカナヅチになるんだ!!」
ジン「はあぁぁぁぁ!!!」
ヤマト「ここに置くんじゃなかった」
ヤマトは呆れたように言った
ヤマト「けどなそいつを食ったんだったら能力が宿るはずだ」
ジン「能力?」
ジンが立ち上がった瞬間
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ