中編
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「闇の王になったら、みんなの闇の心が集まって、自我が保たれないってことだろうな。」
「・・・分かった 二人のことは任せろ」
「頼む ・・・フフ 楽しみだな」
「あぁ 未来の世界を任せることが出来る子供達だ」
「この真っ黒な予言が始まっても、どうにか出来るような気がする」
「俺も、出来る限りのことをする」
確かに 今回の予言は、なにが起こるか分からないことだらけだったが、未来を生きる者達を信じる気持ちが心配を消してくれた
「そろそろ時間だな」
グラセが言った通り、体が光出した
「グラセ また会おうな」
「・・・あぁ またな」
二人が最後の言葉を交わすと、グラセの体が黒く光を変えた
「・・・グガガ」
「グラセ 本当に、また会えることを楽しみにしているからな 。だからしばらくは、俺に任せて少しのあいだ休んでいてくれ 『絶対零度』」
「グガg」
しばらくしたらグラセは、自我が保たれず暴走した。雪は、封印『絶対零度』でグラセを封印した
そして、グラセは冬眠するかのように眠った
「グラセ! 雪!」
「!?」
それと同時に、突然雪の所に女の子が出てきた。
「空!どうして」
「雪!なんで私に内緒にしていたの!」
「・・・話したら止めるだろ?」
「そりゃ そうだよ!もしかしたら、私の創造の力でどうにか「出来ない!お前も分かっているだろ」っ!」
空は、雪を攻め立てた だけど、雪はあえて言わなかった。空は、無理なことでもやろうとするからだ
「でも! 私にも教えて欲しかった。なに?私が寝坊して、二人が世界を作り終えた時に生まれたから?」
「違う! 俺達は、空が心配で」
「聞きたくない!」
「!空 力を抑えろ!」
空は、本当は二人と一緒に誕生して世界を作る予定だったのだが、寝坊して終わった後に誕生した
だから、自分が省かれたんだと思ったのだが、二人は本当に空を心配していた。しかし、空は暴走してしまった。だから、グラセは最後の手段を取った
「仕方がない 空すまない」
「!? モゴ」
実は、このことを予言していたグラセから、グラセの記憶を封印する薬を貰っていた。それで、空を押さえ付けた
「う〜ん なにか忘れている気が」
「気のせいだろ それより、いい?この世界も生きている。俺達も
時は巡り、最終決戦直後
「ってことが真相だ」
「やっぱりあの時 最後のグラセを見たとき記憶が戻ったのは、そのためね 予
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