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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第13話 レーティングゲーム開始!!決めろ一発逆転!!前編
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う呟いた。普通ならそう考えるだろう、いくら何でも無謀すぎる行動だ。でも僕は同じ騎士として何となく感じた。あの女性は罠や何か企んでああしているのではない、本当に正々堂々と戦いたくてあんなことをしているんだと。
(……何を考えているんだ僕は……)
咄嗟に出ていきそうになった足を止める。さっき部長を守るって言ったばかりなのに相手の挑発に乗ってしまいそうだった。このままのこのこ出て言ったら部長は無防備になる、そこを他の眷属達に襲われたらひとたまりもない。イッセー君も言っていたじゃないか、騎士道精神も大事だけど勝ちに行くためにはそれを捨てなくちゃいけない時もあるって。
「祐斗……行ってきてもいいわよ」
「部長!?」
僕がそう考えていると何と部長自らが行くように指示を出したのだ。
「部長、それは危険です。もしあれが罠で他の眷属達に襲われたらどうするんですか。不意打ちをしたほうがまだ確実です」
「貴方が私の為に色々考えて動いてくれるのは嬉しい、それこそ自分の騎士道精神まで捨ててまで……貴方を騎士に持てて誇りに思うわ。でもそれじゃ貴方が納得できないんじゃない?」
「部長、ですが……」
「それに私も何の策も無しにこんなことは言わないわ。あの騎士を見て作戦を思いついたの」
「作戦……ですか?」
僕は部長から作戦を聞いてそれを拒否した。
「駄目です!それは危険すぎます!」
「でも私たちは経験でも眷属の数でも負けている、勝つためには多少のリスクは払うものよ」
「ですが……」
「大丈夫、私は貴方を信じてるから」
部長……全くここまで言われたら男として引き下がれないな。
「分かりました、部長は僕が守ります」
「信じてるわよ、さあ、行くわよ!」
僕は部長と共に野球部のグラウンドに向かった。
「僕はグレモリー眷属の騎士、木場祐斗」
「その主にしてグレモリー眷属の王、リアス・グレモリー」
相手の近くまで行き名を名乗る。
「まさか王自らも出向いてくるとわな。お前たちのような戦士と出会えた事を嬉しく思うぞ!戦場のど真ん中にのこのこ出てくる奴など正気の沙汰ではないからな」
「それは君も同じだろう?」
「無論だ!さあ同じ狂った者同士存分に死合おうではないか!」
対立する騎士、カーラマインは剣を構える、僕も魔剣を生み出して同じく構える。
ダッ!
先に動いたのはカーラマインだった。踊るように振るわれた斬撃をかわして僕も剣を振るう。剣と剣がぶつかり合い激しく火花を散らす。
「中々やるな、ならばこれについてこられるか?」
カーラマインは縦横無断に飛び回り切りかかってくる。流石は騎士の駒を
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