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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第13話 レーティングゲーム開始!!決めろ一発逆転!!前編
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わ。二人係で一気に仕留めるわよ!」
「分かったわ、ミラ!」


 さっきまで余裕そうな笑みを浮かべていた棍を持った女の子は私がここまでやるとは思わなかったのか驚愕した表情を浮かべる、そして隣にいたチャイナドレスを着た女の子と同時に向かってきた。


「はぁぁッ!!」


 二人の攻撃は激しく左右上下から棍や打撃を放ってくるが私は一つ一つの攻撃を冷静に見極めてかわしたりガードしていく。


「どうして当たらないの!?」
「ぐっ、ガードが崩せない!」


 攻撃が当たらない事にイラついてきたのか二人の攻撃が雑になってきました。私は一瞬の隙をついて二人のお腹に掌底を放ちます。


「ぐっ!?」
「がはっ!」


 二人は後退りしてお腹を押さえます、これで私の勝ちですね。


「こんな攻撃じゃ私たちは…がはっ!?」
「ミラ!?……か、体が……動かない!?」


 二人はまるで硬直したかのように動かなくなりました。


「貴方たちに流れる気の流れを乱しました。もう満足に動くこともできないはずです」


 二人は尚も動こうとしますが足がもつれて倒れてしまいます。


『小猫、聞こえる?私よ』


 耳に付けていた通信機器から部長の声が聞こえてきました。


「はい、聞こえます」
『そっちの状況は?』
「ライザー眷属を四人無力化しました」
『本当に!凄いわ、小猫!』


 部長に褒めてもらえました、嬉しいです。


『小猫、朱乃の準備が出来たようなの、今すぐそこから離れて頂戴』
「了解しました」


 私は言われた通り体育館から外に出ます、すると次の瞬間一瞬の閃光が走り、そして……


 ドォォォォォオオオオオオンッ!!


 轟音と共に巨大な雷が落ちて体育館を消滅させました。


『ライザー・フェニックス様の「兵士」三名、「戦車」一名、戦闘不能!』
「撃破……ですわ」


 声がしたので振り返るとそこには黒い羽根を広げた朱乃先輩が手に電気を走らせながら浮かんでいた。


「うふふ、小猫ちゃん、お疲れ様」
「朱乃先輩もお疲れ様です。流石は雷の巫女ですね。今まで見たどの雷よりも凄い雷でした」
「前までは溜めなければ放てなかったけど今は溜めなくてもあれくらいならできますわ。ルフェイちゃんに感謝しないといけませんわね」


 朱乃先輩は前の修行で魔力のコントロールが上達したと聞いていましたがあれ程の威力を持った雷を一瞬で放てるようになっていたなんて凄いです。


『朱乃、小猫、聞こえる?二人の活躍で最初の目的は果たせたわ。私と祐斗は他のライザー眷属を倒しに行くわ。貴方たちも二人で行動しながら私たちと合流して頂戴』

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