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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第557話】
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そんななか、美冬はふと美春に視線が移り、一瞬脳裏に過る。
そういえばまだ美春にはセクハラ――もとい、スキンシップしてないなと思った。
少し表情がにやける美冬、気付かれないようにソッと美春の入っている湯船に身体を沈めた。
「うーん……。 逸そ思いきって一緒にシャワー……だとやっぱり恥ずかしいし……」
美冬が入ったのも気付かず、美春はどうしたものかと悩んでいた。
獲物を狙うかの様にゆっくり進む美冬、美春は気付かない――その構図は宛ら水辺に佇むヤギを狙うクロコダイルといった所か。
徐々に間合いを詰める美冬――だが突如、美春はくるっと美冬の方へと振り返った。
「美冬、何してるの?」
「んにゃっ!?」
不意打ちのつもりの美冬、まさか美春に気付かれていたとは思わず猫の鳴き声が出てしまった。
きょとんとした表情の美春に、美冬は乾いた笑い声をあげながら――。
「あ、あははっ。 な、何でもないよっ」
「ん〜? 何でもないのに私の背後に居たの? 変だなー」
じとーっと見つめる美春に、たじろぐ美冬、周りの子も興味があったのか様子を伺っていた。
「本当は何をしようとしてたの?」
「え、えと……」
「言わないなら、ヒルトに美冬が私に何か変な事しようとしてたって言っちゃうよ?」
「ぅぇっ!?」
本当なら何を言われても構わないのだが、流石に義理でも妹の美春の話からのヒルトのお説教コースは敵わない。
泣く泣く白状する美冬、美春は聞き終えると――。
「ふーん、私のおっぱい揉みたかったの?」
「……というよりは、スキンシップをはかりたいと思いまして……」
「……スキンシップ、かぁ」
にっと小悪魔っぽく笑みを一瞬浮かべた美春に、美冬は嫌な予感が過った。
次の瞬間、美春に両胸をおもいっきり正面から鷲掴みされていた。
あまりの速さに美冬自身、唖然としてしまった。
「ふーん、こういうのがスキンシップって何か変なの」
そんな事を呟きながら美冬の形の良い乳房は美春に好きなようにされ、上下左右に揺らされるのであった。
「ちょ、ちょっと!? み、みは……るっ!! んに……ぁっ!?」
「モミモミ〜♪ へへ〜、美冬流のスキンシップなら美冬も堪えられるでしょ?」
「む、無理無理ぃっ!! じ、自分がされ……やぁああんっ……」
じたばた身悶えする美冬、まさか兄以外から好きなように揉まれるとは思わず、湯船で抵抗するも美春に好きなように弄られていた。
周りの同級生も流石に助け船を出そうかと思っていたものの、普段から嫌ではないがセクハラされてる身
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