ガンダムW
1677話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
連合は反地球連合軍ではあるが、同時に反OZでもある。
そう考えれば、むざむざ中東連合がOZと手を組むとは思えない。
「何とか早い内に見つけ出さないと、厄介な事になりかねないぞ」
「分かっている。バルジで脅しを掛けてくる奴だ。……まぁ、今はそのバルジは色々な意味で奇妙な状態になっているがな」
奇妙な状態。
バルジを言い表すのに、これ以上相応しい言葉もそうそうないだろう。
もっとも、その原因を素直に表に出したりはしないが。
「まぁ、捜してるんなら別にいい。何だったら、こっちでも動くか?」
シャドウミラーとしても、レディ・アンは放っておける相手ではない。
ここで動かなければ、妙な真似をしてこないとも限らないのだから。
コロニー落とし何かをされそうになったら、ちょっと洒落にならない。
それこそ、ニーズヘッグ辺りを出してコロニーを纏めて消滅させるくらいはしないといけないだろう。
いや、それともここでウイングゼロを出せばいいのか?
それはそれでいいような気がしないでもないが。
「いや、シャドウミラーには動かないで貰おう。……色々と目立つしな」
「心外だな。目立たないようにして行動しろと言われれば、当然それも可能だぞ?」
「……今までのアクセルの行動を見てれば、それはちょっと信じられないのだが」
「別に俺だけじゃなくても、シャドウミラーには他にも人がいるぞ? それこそ、例えばデュオなんかは隠密行動も得意だし」
「そうだな、検討させて貰おう」
あ、これ駄目な奴だ。
……まぁ、考えてみれば、シャドウミラーは戦力として重要だ。
だとすれば、ただでさえ少ない人数を、更に減らしたりはしたくないか。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ