第三十九話 おぢばがえりその十七
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「先輩なんだからね」
「後輩の子には教えてあげないと」
「しかも同じ大教会でしょ」
「だったら尚更よ」
「ええ、それはね」
私もです、教えてあげることにはやぶさかではないです。おみちのことを教え伝えることもおみちの人の責務ですから。
「私もね」
「じゃあこの夏もお願いしますね」
「ええ、けれど悪いことをしたら怒るから」
このことは注意しておきました。
「間違ったことを言ったら言うし」
「そういうことは気をつけます」
「そうしてね、じゃあね」
こうしておぢばがえりのこともです、私は阿波野君に教えてあげることになりました。何か周りの態度が変な気もしますが。
詰所に行ってです、それでおぢががえりの資料を貰ってです。阿波野君に見せてあげながら説明しました。
「こういうことなの」
「そうですか」
「そう、そしてね」
「僕達は、ですね」
「私達のことをしていくの」
私達のひのきしんをです。
「というかこのひのきしんはこの時だけしか出来ないから」
「高校の時だけしか、ですね」
「勇んでいっていい思い出にしてね」
「わかりました、先輩と一緒に」
「またそこで私が出て来るのはわからないけれど」
そこがどうしても気になりますが。
「勇んでね」
「そうしていきます」
「そしていい思い出にしてね」
「子供の頃は楽しませもらいました」
阿波野君もおぢばがえりに帰ってきていたみたいです、というと私と同時期におぢばにいて擦れ違ったこともあったかも知れません、記憶にないですが。
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