暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 異界黙示録の機晶神
第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change4:臆病なヴァンパイア〜Governor of the future〜
[1/6]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
授業参観から一日たった頃俺たちオカルト研究部メンバーは急行者のある一室の扉の目の前に集めれれていた。

確かリアス部長が『開かずの間』と言っていて、この部屋の入室を禁止していたな。

まあ、その証拠に『KEEP OUT』のテープが扉に厳重に貼られている。一応俺の脅威になる存在の可能性があったため周りを調べてみた結果、魔法や呪術などの封印処置も施されていることがわかった。

そして部屋の中にはイッセー達と同じ悪魔の生命反応があった。

恐らくリアス部長のアーシアに続く『 僧侶ビショップ』がいる部屋だと思うが。

「ここに部長のもう一人の『僧侶』が?」

「ええ。そうよシン。その子の能力が強すぎるため私では扱いきれないと考えたお兄様の指示で、ここに封印しているの」

力が強すぎるか・・・。

しかも魔王の直々指示となると厄介な能力だろう。

どのような能力か少々気になるところだな。

「一応ライザーの件やコカビエルの件を通して、もう封印を解除してもいい頃合いと、昨日お兄様から言われたの。??でも、ほとんどシンが解決したから正直解放していいか迷っているのだけれど」

「迷う必要ないと思いますよ。リアス部長」

「!???どういう事かしら??」

「あくまでこれはリアス部長の功績です。なぜなら貴方はイッセーやアーシアといった最高の眷属に出会いそして俺やテュール、羽衣と出会った、これはリアス部長貴方の持つ"引き寄せる"才能があったからこそです。それに皆以前より異常な成長スピードで強くなっていますよ」

そう、確かに客観的に見れば俺が全てやった様に見える。だがこれもリアス部長やイッセーと出会った結果だ。

もし俺と皆が出会わなければ最悪の結果になってしまっていたからな。

「ありがとうシン。それにしても貴方って本当に私の一つ年下なのかしら?言動や言葉遣いを見てきているけどどうしても年上にしか見えないわね」

「そうですわね。シンくんからはどこか大人の様な雰囲気が感じられますわ」

「シン先輩は大人って言われても納得します」

「そうだね。シンくんからどこか年期を感じるよ」

「何言っているんですか、貴方の方がこの世界で俺より長生きしているじゃないですか。それにこうして俺が敬語使っていますし」

全くリアス部長や皆は戦闘関連では洞察力は普通だが日常的な言動には敏感だな。

正直俺の正体もバレるのも時間の問題か。

まあ、それもリアス部長や皆の成長ってやつなのかもな。

「そうね。悪かったわ。皆開けるわよ」

リアス部長が封印されている扉に手をかざすと魔術や呪術などの封印が解かれ『KEEP OUT』のテープが消える。

一体どれ程の能力を持ったリアス部長の眷属がいるのだろ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ