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風魔の小次郎 風魔血風録
65部分:第七話 力と力その一
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ていろ。ただでさえ目立つんだからな」
「ちぇっ、駄目かよ」
「というとだ」
 小龍はここで残る一人に顔を向けた。
「残るは」
「そうですね」
「一人しかいないな」
「んっ!?」
 劉鵬は皆の視線に気付く。そのうえでまず目をしばたかせて言う。
「ひょっとして俺か?」
「そうだよな、やっぱり風魔でそうした話で一番出て来るのは」
「劉鵬さんしかいませんね」
「そうだな、やっぱりな」
「俺って。けれど忍だしよ」
 兜丸、麗羅、小龍に応える形で述べる。
「目立つのはあまり。それにこういうのは」
「いや」
 だがここで最後の一人の言葉が出た。何時の間にか竜魔が姫子と蘭子の後ろに正座していた。そこではじめて気配を出してみせたのだ。

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