65部分:第七話 力と力その一
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ていろ。ただでさえ目立つんだからな」
「ちぇっ、駄目かよ」
「というとだ」
小龍はここで残る一人に顔を向けた。
「残るは」
「そうですね」
「一人しかいないな」
「んっ!?」
劉鵬は皆の視線に気付く。そのうえでまず目をしばたかせて言う。
「ひょっとして俺か?」
「そうだよな、やっぱり風魔でそうした話で一番出て来るのは」
「劉鵬さんしかいませんね」
「そうだな、やっぱりな」
「俺って。けれど忍だしよ」
兜丸、麗羅、小龍に応える形で述べる。
「目立つのはあまり。それにこういうのは」
「いや」
だがここで最後の一人の言葉が出た。何時の間にか竜魔が姫子と蘭子の後ろに正座していた。そこではじめて気配を出してみせたのだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ