クロエ転生
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」
学校とかも政治案件らしいので、補助金とかも出て、土地代も二割三割当たり前の九割引で買えるそうなので、政治家に話を通して忖度すればオッケーである。
逆らうようなヤツがいたり、一口噛もうとして「わしはそんなの聞いていない」とか言う政治家がいたらエヌマエリシュする。
「「時計塔で日本語?できるのもワシらだけやから、校長と先生しに来るわ」」
冬木市は地域的に関西なので、公用語も関西弁である。日本語としては正しくないが、授業は英語でアジア地域からも比較的近く、アジア人差別も少ないので通える。
「まあ、先生まで来てくれるの、サービスがいいわね」
エルメロイ家としては困るが、次期当主がホモーで種無しらしいので、七英雄のルヴィアを家に迎え、同じく七英雄の士郎の種が入るのでウェイバー君の日本転出も容認。
「カナダのお父ちゃんとお母ちゃんもこれで安心や」
日本に移住してカナダ人夫妻と同居するつもりのエルメロイ。家政婦か執事も連れてくれば安心であった。
「これでみんな家から魔法学校に通えるわね」
異世界に渡るので、キズあり士郎と美遊、アンジェリカとジュリアン以外は実家からは難しいが、週末だけ帰るようにすれば、イリヤも通えて異世界士郎と同居のベタベタ、エルメロイもカナダ人夫妻の面倒を見られて、凛とルヴィアは異世界に移住する。
衛宮家周辺で蠢いている、アインツベルン、ヨーロッパ大陸系魔術師、時計塔以外のアイルランドやスコットランド系、魔女狩りがなかったロシア系、アマゾン奥地の南米系、アフリカ系、中国系、インド系、インドネシアとマレー系、中東系、様々な魔術師の系統も、学校敷地を分け与えられて教育して、イリヤや士郎も通うことになって和解した?
「クロエ、私とオーギュストはこの屋敷を引き払うわ、だからここは貴方にあげる。アンジェリカと貴方の金や宝物には手出しできないし、宝物庫に使って。先生とカナダのご両親にも使っていただいて、シェロや衛宮家の客間にでもして」
ルヴィアは異世界のエルメロイ家に嫁ぐのか、不要になった屋敷をクロエに託した。話の内容からはクロエが消えるのは規定事項のようだったが、帰るべき場所を提供して、クロエに与えられた財産と守護獣の居場所とした。
「ありがとう、帰るのはもう少し先になると思うわ」
それはルヴィアと士郎の子になるのか、イリヤと異世界の士郎の子になるのか分からなかったが、長い苦行を終えれば帰ってこれるらしい。
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