61部分:第六話 霧の中でその八
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」
「よせ、雷電」
しかしここで闇鬼が彼に言う。
「それ以上の闘いは命を落とすことになるぞ」
「止めるというのか闇鬼」
「そうだ。ここは下がれ」
はっきりと雷電に告げた。
「よいな」
「くっ、ここで兜丸を倒しておかなければ後々厄介なことになるぞ」
「少なくとも今の貴様の身体では無理だ」
闇鬼の言葉は変わらない。
「機会はある。下がれ」
「・・・・・・くっ、わかった」
ようやく彼もそれに頷くのだった。闇鬼の言葉に。
「ここは任せる。それでいいのだな」
「そういうことだ」
「兜丸・・・・・・・」
また兜丸に顔を向けて言ってきた。
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