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魔法少女リリカルなのは 〜最強のお人好しと黒き羽〜
第二十七話 少女たちの決意 前編
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ん……」
なのはは嬉しそうに雪鳴の方を向き、雪鳴も小さく微笑んで頷き返した。
こうして雪鳴が柚那や黒鐘以外の相手に本心をぶつけることは滅多になく、それはなのはに対して一定の信頼を持っていることの証明だった。
他者に対して深く接しようとしない雪鳴の変化とも言えるそれは、遠目から見つめていた柚那にとっても嬉しいもののようで、クロノと会話しながらも嬉しそうに微笑んでいた。
「……なるほど、そちらの意思は固いようですね」
「はい!」・「ええ」
なのはと雪鳴が同時頷くと、リンディは困ったような……いや、どこか嬉しそうに微笑んで頷いた。
「分かりました。 ジュエルシードについて私たちは情報不足という事もありますから、民間協力者と言う形にはなりますが、それでもよろしいですか?」
「はい!」
「お気遣い感謝します」
二人は頭を下げると、そんな二人にユーノが涙目で感謝を述べた。
ユーノにとっても、自分が原因の事態に最後まで関わってくれることが嬉しかったのだ。
「二人共、ありがとう!」
「にゃはは!」
「……ふふ。 これからもよろしく」
「うん!」
こうしてなのは達は継続してジュエルシードの捜索を続けることが決定した。
ただし、民間協力者と言うボランティア的な関わり方なので今までほど、全部の戦闘に参加するわけではないし、規則に縛られることもあるのでそこは承知の上での活動になる。
それでもこれからも関わることは自分たちにとって必要なことだと、この時からすでに気づいていた。
――――そんな彼女たちのもとに、ケイジ・カグラから通信が入り、それを聞いた全員が艦長室を飛び出した。
『坊主……小伊坂 黒鐘をぶっ倒して病室に送ったから、話しが済んだら病室に来てくれ。 色々説明したいこともあるしな』。
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