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DQ5〜友と絆と男と女  (リュカ伝その1)
50.便りが無いのは元気な証拠!って、8年は無いわぁ…
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何やらアンディが頼もしくなった様に見えるのは気のせいだろうか?
頼もしいアンディなど、常時満席の『山田○どん』みたいで違和感がある。

「リュカよ…お主は私と一緒に警備用の塔へ来てくれ」
何でだ!?
俺は関係ないだろう!
「あ、あの〜…お忙しそうなので僕達はお暇しましょうか?」
「私とお前の仲だ!遠慮はいらん!」
遠慮したいんですけど〜



ルドマンさんは塔の最上階へ着くまでの間に、今回の起こっている事のあらましを説明してくれた。(説明より、解放を求めたがスルーされた)
今から150年前、ルドマンさんの祖先のルドルフさんがブオーンと言う化け物を壺に封じ込め、北の祠へ封印した。その封印の効力が切れかかっていて、その証拠が赤く光る壺らしい。封印が解けると、山の様に大きな化け物が復活し、世界を破壊し尽くすと言われているらしい。

「………と言う訳なのだ」
ますます俺は関係ないだろう!
「へー…。ルドマンさんも大変ですね。じゃ、僕達はこの辺で…」
踵を返して帰ろうとする俺の腕を掴み泣きすがるルドマンさん。
「そんな事言わず助けてくれ!」
「えぇ〜!めんどくさ〜い!」
「す、少しの間ここで見張っているだけでいいから…私が再封印の準備をしている間だけでいいから!な?な!?」
仕方ないなぁ〜!


ルドマンさんは塔を下り、再封印の準備に取り掛かっている。
みんなを見渡すと、ものっそい不安そうな顔をしている。
俺が、みんなの不安を取り払う為に、『We are the World』を熱唱し自己満足に浸っていると、遠くから地響きが近付いて来た。
不思議に思い振り返ってみると、そこには山の様に大きな豚の様な犬の様な化け物が佇んでいた。
「ぶぃ〜い!ルドルフは何処だ!隠すと為にならんぞ!」
何これ?




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