第二話 シャドウ?いいえあれは深海棲艦
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ズバッ!
イザナギよりも遥かにステータスの高いミカエル。それにより悠の身体能力も先程の比ではなくなっており、一撃が遥かに重くなっていた。敵はこの連撃を受け切れず体勢を崩す。
「隙あり!ペルソナー!」
「天の一撃を受けてみよ!『天軍の剣』!」
ギィヤャャー!
ミカエルによる物理最強クラスの魔法が放たれる。天軍の剣は人型のそれの胴体を完全に消し飛ばし、敵の断末魔が響く。四肢と頭だけになったそれは完全に機能を停止し海へと沈んでいった。
「勝ったか…しかしシャドウの様に消えないのか…人型だった所為もあって生々しかったな。よし、島風の所へ急ごう!」
悠は、人型の敵の最期に感傷を覚えつつも、島風の所へ急ぐのであった。
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