ガンダムW
1674話
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機体の改修となる。これは、1から作るのに比べると、改修の方が時間が掛からん為じゃ」
「まぁ、元々その2機種は改修型として設計してたんだから、当然だろうな。……となると、ウイングゼロの方はやっぱり1からの設計か」
「そうじゃな。こちらは改修ではない。そもそも、改修のベースとなる機体が存在せんしの」
だとすると、やっぱり完成するまでは少し時間が掛かる、か。
もう何度か、バルジを見せる必要があるか?
事態を……もしくは時代を動かすには、出来ればウイングゼロが完成してからにしたいところだし。
「2機の改修とウイングゼロの完成を急いでくれ。必要な人員は出来るだけ回す。……連合軍からも人を借りた方がいいか?」
「ふむ、そうじゃの。この場合、人手は多ければ多い方がいいのは間違いないんじゃが……連合軍にこちらの技術を奪われるのは、あまり気が進まんの」
俺とハワードの会話に、プロフェッサーGがそう入ってくる。
そしてプロフェッサーGの言葉に、老師OとドクトルSもそれぞれ頷く。
コロニーで生活していた者達にとって、OZもそうだが連合軍も歓迎出来る存在ではないといったところか。
元々OZよりも前にコロニーに圧政を敷いたのは、連合軍だ。
それを考えれば、その気持ちは分からないでもないんだが……
「技術情報の流出と、時間……これは、今どちらかを選ぶとしたら、どうしても後者を選ばないとならない。ただ、勿論無条件で技術情報を流そうなんてつもりはないから、その辺りがあまり関係ない場所で連合軍の連中を使うといった感じでどうだ?」
その提案に、プロフェッサーG達は不承不承ではあるが、頷くのだった。
……ま、どのみち連合軍の人員を本格的に借りるのはD-120コロニーに戻ってからだが。
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