ガンダムW
1674話
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があるが……その辺りは、別に今ではなくてもいいだろう。
「分かった。じゃあ、そういう事で」
俺は凛と別れ、開発室……本当は特に何も名前のない広めの部屋だったのだが、ハワード達が集まって、いつの間にか開発室と呼ばれるようになった部屋に向かうのだった。
「お、来たか。もうデュオと五飛は来ておるぞ。アクセルが一番最後じゃ」
開発室の扉を開けると、ハワードの気分の良さそうな声が聞こえてくる。
……まぁ、こうして改修型が出来たんだし、それは当然か。
「ふむ、では全員集まったようだし……そろそろ始めるか」
俺が席に座ったのを見て、ハワードが映像モニタに2機の機体の設計図を表示する。
それは……まさに、デスサイズヘルとアルトロンガンダム。
俺が知っている機体、その物だった。
原作で協力したドクターJとH教授がいないこともあり、もしかしたら俺が知ってる機体とは違う機体になる可能性もあったのだが……まぁ、実際には細かいところは原作と違う可能性はあるが。
ともあれ、少なくても見た目に関して言えば俺の知ってる機体なのは間違いなかった。
その事に驚く俺とは裏腹に、デュオと五飛の2人は正真正銘驚いている。
デスサイズヘルは肩の部分にクロークが追加され、そしてシェンロンガンダムは元々の機体から大きく様変わりしていた。
「これが……」
「新しい、機体」
デュオと五飛の声に、科学者連中は満足そうな顔を浮かべる。
この辺、サプライズプレゼントが成功したみたいな感じなのか?
いや、元々機体の改修作業が行われていたのは知ってたんだし、サプライズというのとはちょっと違うか。
ともあれ、驚いたのは事実だ。
「これがデュオ、お主の新しい機体ガンダムデスサイズヘル。そして五飛のアルトロンガンダムじゃ」
ハワードが、驚いたデュオと五飛を満足そうに見ながら告げる。
だが……次の俺の方を見ると、少しだけ不満そうな表情になる。
「何じゃ、アクセルは思ったよりも驚いておらんの」
「そうか? 普通に驚いてるんだけどな。改修前の機体とはかなり違ってるし」
原作知識についてどうこう言う訳にもいかず、取りあえずそう誤魔化す。
「ふむ……まぁ、いい。それで機体の説明じゃが……」
取りあえず俺に対する疑惑は一旦棚上げしたのか、ハワードは映像モニタに映し出された機体の説明をしていく。
もっとも、それはやはり俺が原作で知っているものと代わりはない。
デスサイズヘルはよりステルス性を高め、ビームサイズをツインビームサイズに、他のも全体的に性能が上がっている。
そしてアルトロンガンダムは、右腕だけだったドラゴンファングが両腕に装備され、ビームグレイブがツインビー
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