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〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
閑話  勇者タケシ異世界冒険譚(入江剛少尉の大冒険)
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の神様はなぜ私に会いに来てくださったのですか?」入江は質問しながら、神様ってほんとにいたんだ?!とちょっと感動したのだった。
『こちらの時間で今から2時間ほど前に急にあなたのイメージが浮かんできました・・・きっと何かの(えにし)が生まれるのだろうと思い、待っていたところ、ものすごく力強いオーラが生まれるのを感じてこちらに来てみたら、あなたがいたのです。』
入江はオーラが何かはわからないけど、神様っていうくらいだから、超能力みたいなものがあるんだろうなぁ、と感心した。
『オーラというのは、人が発する魔力の大きさや強さを表す現象です。そして、あなたを感じたのは魔力感知というスキルのうちのひとつですよ。』
だが、「魔力??スキル??全然わかんないです・・・・。」入江は理解できずぽかーんとしてしまった。

メリル神が丁寧に説明してくれたにもかかわらず、Muv-luv世界の地球には魔力は存在しなかったし、早くからBETAの侵略を受けた影響で娯楽を発達させる余裕がなく、ラノベのような剣と魔法の世界の物語などもほとんど存在しなかったので、予備知識など皆無であった入江にとって、魔力やスキルという単語はちんぷんかんぷんだった・・・・。
その後、メリル神は時間をかけて魔力やスキルの概念などを更に基本からひも解くように丁寧に説明した。
このテルラの世界は、地球と違い魔素が存在する為、魔法を使う事が出来る世界である事、そしてこの世界の生物は、人間種、亜人種、魔人種の知的生物のほか魔物が存在する事。
亜人とは、エルフ族、ドワーフ族の事であり、魔人とはいわゆる魔族の事である。
エルフは精霊魔法をはじめとした魔法全般に通じており魔道具の作成を得意とし、ドワーフは鍛冶などの武器防具の作成が得意な種族と説明された。
入江は知る由もないが、これらは大輔や優奈のいた地球ではラノベやゲームなどでおなじみの背景設定である。
そして、魔族は他の種族に比べて身体能力や魔力が高めであることや、魔物の中には知性が高い個体も存在するが、総じて知性は低く攻撃的であるという特性があるというところも変わりがなかった。

また、個人の能力のレベルも地球とは違い、スキルで可視化が出来、脳内変換でわかりやすく数値化されるのだそうだ。
そしてメリルの神が言うには入江は異世界から来た為か、総じて能力が高いという。
この世界の最強の戦士でも力のステータスパラメーターは99が限界だそうだが、入江は既に200を少し超えているらしい。
それは力だけでなく体力や、魔力、そして敏捷性なども同様という。
『不定期に生まれる邪悪なるものがこの世界を破壊しようとするのですが、そのたびに時を同じくしてこの世界の住人の中から英雄が現れ、その命と引き換えにそれを阻止します。しかし数百年毎にあなたのような存在が迷
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