『18歳と45歳』
[8]前話 [2]次話
(※前に出た組長とは別の人)
【組長は父親やし、マスターは兄ちゃんやし、本当の家族以上や思てる】
『そら良かった!ほなワシも頑張った甲斐あったのぉ(笑)アイツも良き兄に成ろうと奮闘しょったしの』
【そぉなん?(笑)組長絶対特に何もしてないやろ(笑)】
『バレたか(笑)』
【そぉゆん嫌いやんか】
『まぁ素が1番やけんの!』
【素過ぎて女や無いけん多少の猫は被れ言うたん誰よ(笑)】
『オマエはのー...まぁ、それが良くも悪くもオマエらしさや!そのまんまを気に入ってくれるワシみたいな奴探せ(笑)』
【組長みたいなんは組長1人で充分やけどな(笑)】
『ところで、ちゃんと生きてく意味は見つけたんか?考える言うてからだいぶ経つけど...』
【ん―...解らんまんまやわぁ...】
『オマエはホンマ何でもかんでも深く難しく考え過ぎんねん』
【ほなって簡単なことちゃうやろ】
『簡単なことでも難しく考えてるっちゅーこっちゃがなぁ。生きてく意味やかワシかて未だに一言じゃ言えんわ』
【そぉなん?組の為とか皆の為とかちゃうん?】
『それパッと言えたらカッコえーなぁ(笑)』
【ちゃうんかい(笑)】
『まぁちゃうこたぁ無いけどやなー...』
【まぁそれだけでは無いってのは解っとるけど】
『ワシかてオマエ以上に生きてきてオマエ以上に色々あるし、極道はオマエが知っとる以上に色々なんぞー』
【まぁそりゃそーやろけど】
『生きてく意味どころか死ぬ意味のが在ったりするしのー』
【...死のうとしたこと、組長にもあったん?】
『そりゃー...まぁ昔の話やけどなー...』
【そっか...生きててくれて良かったわ♪ありがとっ♪】
『オマエ...いつもそれくらい素直なら可愛いのにのー...勿体無いわぁ』
【何それ(笑)誰にでも心開くわけ無いやん。えーもん、組長には素直になれるし。どーせ可愛く無いし男勝りやし(笑)】
『まぁそんくらいがええわ。誰にでも素直なりよったら危険じゃ(笑)』
【どーゆー意味よ!(笑)】
『まぁ人生は今からっちゅーことよ!死ぬ前んなって、生きてて良かったって思えることが何かあれば、生きた意味はあった!ってな(笑)』
【さすがに死ぬ迄は待てんわ(笑)それ迄に何か明確な生きる意味を見つけたい】
『オマエなら見つけるわ!とことん自分自身と対峙できるよーんなったら見つかる!』
【対峙かぁ...できるよーんなるかなぁ...】
『オマエやったら出来る!』
【...頑張る...】
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ