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提督はBarにいる。
ブルネイ春のサンドイッチ祭り!その5
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塗ってトーストする。千切りにしたキャベツとレバカツを挟み、仕上げにマスタードをかければ出来上がり。


「レバーが臭くない!」

「焼きそばパンやコロッケパンもいいけど、私はこっちの方が好きだな」

 うんうん、レバカツサンドも好評だ。鶏レバーのレバーパテ、豚のしょうが焼きサンドとレバカツサンドと来た。鶏、豚と来たから次は牛……コンビーフを使ったサンドイッチを作るとするか。



《コンビーフのカウボーイ風サンド》※分量1人前

・食パン:2枚

・コンビーフ:40g

・ジャガイモ:1個

・グリンピース:大さじ1

・レタス:1枚

・ケチャップ:大さじ2

・マヨネーズ:小さじ1

・粒マスタード:小さじ1

・塩、胡椒:適量

・ナツメグ:適量

 さて、作ろうか。ジャガイモは茹でて潰しマッシュポテトを作る。そこにコンビーフ、グリンピースを混ぜて塩、胡椒、ナツメグでしっかりと味を付ける。

 ケチャップ、マスタード、マヨネーズを混ぜてソースを作り、パンに塗る。レタスとさっき作ったコンビーフポテトを乗せて挟み、馴染ませたらカットして完成。


「いや〜、沢山作ったねぇ提督!」

「あぁ、今年の分はこんな所だろうな」

 かれこれ20種類位は作ったんじゃないか?まだまだレシピのストックはあるが、また来年以降機会があったら紹介するとしよう。

「でもこっからが大変だぞ?」

「……え?」

「今まで作ってたのはあくまでも試作品だ。ここからはこれを複数作って量産せにゃイカン」

 俺がそう言った途端、秋月達の顔が青くなる。だからあんまり作ると後が大変だぞって言っておいただろうが?

「あの〜、今から作る種類を減らすというのは……」

「ダメだ」

「「「で、ですよねぇ〜……」」」

 結局、3人と俺はひーこら言いつつも何とか決められた量のサンドイッチを作り上げ、花見に間に合わせた。疲れはしたが、他の連中の食べている姿を見て秋月達も喜んでいたようだし、たまにはこういう苦労もいいさ。
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