先魁学園の洗礼
私立先魁学園の洗礼
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「残ってもらってありがとう。率直に用件を言う。生徒会に入るつもりはないか?」
「俺は生徒会に入るつもりはないです」
「なぜだね?」
「特に理由はないですが」
「そうか。ではしょうがないな。おい」
生徒会のなかでもがたいの良いやつが前に進んできた。
瞬間、ドゴッ?鈍い音がした。
「ガハッ!・・・・おい、・・生、徒会の・・やつがこんなことして良いのか?」
「これは学園長直々に命令したものだからな。私たちはその命令にしたがっているだけさ」
「ってことは・・学園長は見ているってのか」
「そうだ。学園長室のモニターで監視している。強制的にお前を生徒会にいれるためにな」
「じゃあ、・・俺が生徒会に入れば良いってのか?」
「単純にはそうだが、入るのか?」
「・・・・・・入るしかないんじゃないのか?俺にはこの選択肢しかないように思うが?」
「そうだな。よく分かったか?生徒会がどんなものであるかが。では、学園長に連絡する。お前はもう行って良いぞ」
「・・・わかりました」
そうして俺、榊原海翔は生徒会にはいることになった。
・・・生徒会、か。どんなだろうな。
(第2章 完)
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