第51話<水も滴る>
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らはジョボジョボと空しく水が流れ続けていた。
『ごめんなさい』
駆逐艦娘たちは口々に謝っている。まぁ小さい子達が頭を下げる姿は可愛らしいから許してやろうか? ……いやいや、ここは軍隊なんだから甘やかしてはダメなんだ。
祥高さんは、まだガミガミと怒り続けている。よほど腹に据えかねたのだろうか? その前で小さくなっている艦娘たち。やっぱり可愛い。嗚呼……小さい艦娘には弱い私。
一方の私は……水も滴るいい男なら良いけど。さにあらず。やれやれ、これでまた私の制服が無くなってしまうのだろうか?
弓ヶ浜の水路での逃避行や、今回の件とか……どうも寛代が居ると私には水難が降りかかってくるようだな。
降って湧いたような災難には参謀たちも、ただ苦笑いするしかないようだった。
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