0011話『ライフラインの復旧とお風呂』
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
私に詰め寄ってくる。
な、なにをする!?
そんなたいして抵抗もできずに私は一気に裸にされてしまいすぐに体にバスタオルを巻かれてしまっていた。
気付けば金剛達もすでにバスタオルを体に巻いていた。
い、いつの間に!? さっきまで私と同じで改造巫女服姿着ていたよね!?
これが女性の脱ぎ技テクニックというやつか…!?
そのまま四人でお風呂の中へと突入していくという…。
そんな背後で透明の榛名が《ううぅ…》と恥ずかしがっている声を上げていたのはどうすればいいのか私にも分からない…。
「さーて! それではさっさと提督の何日も入っていない汚れた体をウォッシュしてバスタイムデース!」
「わかりました。…司令…覚悟してくださいね?」
女性としては出してはいけない声を出しながら手をワキワキしながら比叡がにじり寄ってくる。
そんな光景をして羞恥心より先に恐怖の方が上回った私の気持ちは間違っていないと思う。
逃げ出そうとして…できずに先に霧島に腕を掴まれてしまう。
「おっと司令? 逃がしませんよ?」
「お願い、許してください…」
「ノウッ! ダメデース。提督ぅ、覚悟してくださいね!? 食らいついたらハナサナイネ!」
そう言って金剛が勢いよく私の体を濡れた手で触ってきた。
その瞬間、
「ーーーーーッッッ!?」
私の中で男の尊厳にも関わるだろう出してはいけない声を出してしまった。
すぐに両手で口を押えてたが時すでに遅く、金剛達三人の顔は赤くなっていてなぜか息も荒くなって様子がおかしくなっていた。
「ふ、ふふふ…提督ぅ? 私、どこかおかしくなってしまったようデース…」
「お姉様もですか…?」
「ぐふふ…司令、可愛いですよ…ジュルリ…」
金剛と霧島が顔を赤くさせながらも私の体を粘っこい目で見てきて比叡に関してはもうアウトーーー!だろうという笑い方と舌なめずりをしている。
「ヒッ!?」
恐怖から来る声を出して思わず体をギュッと抱きしめてしまったのは悪くない…。
―――そこから先の記憶はあんまりなかった…。
気付けば私は湯船の中に沈んでいた。
頭が回らずに少々ぼんやりとした意識の中でふと横を見れば三人ともどこかホッコリとした顔をしながらも透明な榛名に涙目ながらも説教を受けている光景があった。
本当に何があった…?
でも、思い出さない方が私の精神衛生上にもいいのだろう。きっと、多分、おそらく、めいびー…。
そんな事があってかもう自身の裸にもいつの間にか慣れてしまっていてお風呂から出る際には普通に着替えていたのであった。
ただ…。
金剛達に次も一緒に入りましょうね…?と言われて何故かは知らないが拒絶反応が出て体が少し震えてしまっていたのはどういう
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ