ガンダムW
1670話
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に奪い返されたくはない。
その辺りの事情を考えながら……俺はサラマンダーをファイター形態のままバルジの外側に移動させる。
そんなサラマンダーを見た瞬間、バルジの周辺……外側にいたトーラスの何機かが妙な動きをしたのに気が付く。
恐らく動揺したんだろうな。
いや、考えてみれば当然だけど、向こうにとってバルジを占領しているのは今まで炎獣しか知らなかった訳だ。
白い炎で出来た獣や鳥……ましてやファンタジー系のモンスターしかいないと思っていたところに、サラマンダーが……明らかに科学的な存在の戦闘機が姿を現したのだから、寧ろ動揺するのは当然だった。
……もしかしたら、OZからこちらに向かって通信を送られているのかもしれないが、残念ながらNジャマーUがある以上、向こうからの通信を受け取ることは出来ない。
これが普通のNジャマーなら、もしかしたら雑音混じりにも通信が出来たかもしれないが……このNジャマーUは、通信阻害効果に特化して開発された代物だ。
その結果、普通の通信では間違いなくここでは通信が出来なくなっている。
まぁ、サラマンダーの情報を集めるくらいの事はやるだろうが、それは別に構わない。
サラマンダーは元々俺の足代わりに設計……というか改修された機体だが、それでもこのW世界ではどうしようもないくらいの性能を持っているのだから。
そして……ファイターのまま宇宙空間に浮かんでいるサラマンダーの少し先に、ゼクスの操るトールギスUが姿を現す。
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