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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic28手を取り合えば〜Cooperation of a Different Party〜
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†††Side????†††

列車砲と装甲列車を攻略を任された私たちは、両兵器の防衛戦力だった母クイントや妹にあたるノーヴェ達を撃破、無事に保護した。防衛戦力を失った列車砲と装甲列車に乗り込もうとしたんだけど・・・。磁力による防壁がったこともあって、アリサさんとヴィータ副隊長が列車砲に乗り込んだ。
その間、サイボーグであることで両兵器に近付くことすら出来ない私とスバルとチンク二尉は、射撃魔法の使い手として残ったティアナと一緒に、装甲列車の屋根に備え付けられた砲台の破壊を行い、それを完遂した。
それからアリサさん達からの連絡を待つこと数分。突如として磁力防壁が解除された。それでもアリサさん達から連絡が入ることがなく、私たちは2班に分かれて両兵器への突入を決めた。

「ではギンガ陸曹。私たちは装甲列車を調べる。まずは手前の車両からだ」

「はい!」

私とチンク二尉は装甲列車、スバルとティアナは列車砲の調査を行うことに。列車砲と連結されている車両から突入して、35mとある車両内部を駆けて先頭へ向かう。車内の通路は結構狭くて、ここで挟撃でもされたら身動き1つ難しくて苦労するのが目に見えてる。

「次の車両が先頭だな。警戒を怠るな」

「了解です」

2両の車内を駆け抜け、先頭車両へ続くドアを視界に収めた。ドアの前で一度立ち止まり、私は左腕に装着した“リボルバーナックル”のナックルスピナーを数回転させた。準備万端だ。チンク二尉と頷き合って、一緒にドアに触れるとプシュッと音を立てて開いた。チンク二尉と背中合わせで突入する。

『――教会諸君。そして、我が愛おしき作品・スキュラ達』

先頭車両内の中央付近に在るポッド内に浮かぶのは、衣類を何1つとして着けていない少女1人。背中から複数のケーブルを生やした彼女の面前に展開されているモニターには、歪んだ空間で四肢を拘束された少年・プライソンと、ルシルさんとなのは隊長とフェイト隊長と八神部隊長が映っている。少女が私たちに気付いたけど、プライソンの話に耳を傾けるためか何もしない。

「待て、ギンガ陸曹。しばらく様子見だ」

確保に動こうとした私を制止するチンク二尉。私はそれに従い、プライソンの話に耳を傾けながらも警戒態勢を維持。モニターから聞こえるプライソンの話は、自らの敗北と“スキュラ”というサイボーグ姉妹の抗戦停止を命じるものだった。

『了解です』

少女が頷いたのを見て、これでこの事件も解決したって安堵した直後、プライソンは衝撃的な言葉を発した。ミッドの支配は真の目的を晦ませるための方便で、“聖王のゆりかご”や列車砲と言った兵器による本戦闘は全て、本命の時間稼ぎ。なのはさん達が騒ぎ出す。聞こえて来たのは隕石という単語。それ以上に気になるのは・・・

『そんな・
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