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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic28手を取り合えば〜Cooperation of a Different Party〜
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「ナノズリペアシステムをフル稼働。オルトロスとケルベロスの砲台および機関を修復・・・」
デルタとベータの周囲にモニターや細長いキーボードが展開されて、2人は高速でキーを打ち始めた。モニターには損傷率や稼働率っていう表示が映し出されているけど、それでも「砲塔が・・・」動き出した。砲門が向くのは空。一緒に見上げると隕石と思しき一筋の光が何十個と地上へ向かって落ちて来てた。
「発射!」
轟音と衝撃波を伴ってレールガン2門からミサイルが2発発射された。デルタが冷却システムとか次弾装填とかブツブツ言いながらキーを撃ち続けるのを見守っていると、「スバル、ティアナ!」ギンガさんに呼ばれた。
「列車砲の裏から・・・!」
列車砲や装甲列車の屋根や車体下からLASが何十体と這い出て来て、それがまるでゴキ○リみたいで全身が総毛だった。だけどそんな事を言っている暇も無い。LASが一斉にデルタとベータに向かい始めたから、あたし達も迎撃開始。だけど・・・
「しまっ・・・!」
その物量差が災いして、数体があたし達の隙間を縫ってデルタ達に接近した。追い駆けようにもそのほかのLASが妨害して来る。
「「デルタ!!」」
「ベータ!」
LASの凶刃が目を見開くデルタ達に突き入れられるかどうかって時に・・・
――ストライクイーグル――
――エリアルショット――
――ガンシューター――
――ヘヴィバレル――
直上から砲撃や射撃弾が十数発と振って来て、LASの頭部をピンポイントで撃ち抜いてたり、胴体に大穴を開けたりして行った。上を見上げればそこには・・・
「お母さん・・・!?」「母さん・・・!?」
「ノーヴェ、ウェンディ・・・!?」
クイント准陸尉とノーヴェとディエチ(破壊されたはずの大砲も新たに携えてる)とウェンディの4人が居た。あたし達の元に降り立ったノーヴェ達はチンク二尉に歩み寄って、「チンク・・・お姉ちゃん」そう呼びながら申し訳なさそうに顔を伏せた。チンク二尉は「思い出してくれたのだな」今にも泣きそうな表情で微笑みを返した。
「ギンガ、スバル。大きくなったね。それに強くなった。お母さん、ビックリだよ」
「母さん!」「お母さん!」
スバルだけじゃなくギンガさんもボロボロ泣いて、クイント准陸尉の胸に飛び込んだ。親子と姉妹の再会に水は差したくはないんだけど、「LAS来てるので出来れば後にしてくれれば・・・」今現在、絶賛戦闘中だから・・・。
「あー、ごめんなさい。えっと、ティアナさん? 娘たちがお世話になっているようで」
スバルとギンガさんの頭を撫でながら、あたしにお辞儀しつつLASの腹を後ろ蹴りで蹴り飛ばすクイント准陸尉に、「どうも、です」あたしも思わずお
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