第三話 赤の炎
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光り輝いた。
「く!青い姿か・・・」
シグナムはストームフォームだと思い構えるが翔一の姿は違った。
「なに?」
翔一がなった姿は赤く右腕が力強い姿フレイムフォームだった。まだ姿があったことに驚くシグナム。
「は!!」
翔一はベルトからフレイムセイバーを引き抜きシグナムに向かって構えた。
「剣だと・・・面白い・・・剣で私と勝負とはな」
レヴァンテインとフレイムセイバーが交差する。シグナムの騎士の太刀筋と翔一の侍のような太刀筋が交差する。
「く!はあ!!」
「は!は!」
五分の斬り合い。シグナム久しぶりに心躍っていた。
「中々やるな・・・アギト!」
シグナムはこの強い男を倒すべく必殺技の体制に入った。
(来るか!)
翔一も迎え撃つべく構えた。
「レヴァンテイン!!」
「!!」
シグナムと翔一は技の体制に入るとレヴァンテインからカートリッジがロードされフレイムセイバーは展開した。シグナムは懐に飛び込むべく急接近し翔一は迎え撃つべく居合いの構えを取った。
「紫電一閃!!」
「はああ!!」
シグナムの紫電一閃と翔一のセイバースラッシュがぶつかった。
「く!」
「ぐ!」
轟音と共にお互いの一撃必殺がぶつかるが反動で吹き飛んでしまった。
「くっ・・・やるな・・・」
「はぁ・・はぁ・・・」
お互いに膝を突いていた。もうシグナムは戦えないそう思った翔一は・・・
「く!」
翔一はマシントルネイダーを呼ぶとそのまま飛び去った。
「逃げるのか!」
逃げる・・・その通りだが今の状態では翔一は離脱するので精一杯だった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
しばらくバイクで走ると翔一は変身を解いた。
「く!なんでシグナムさん達が・・・」
とても優しい心を持ったヴォルケンリッター。翔一は何故皆があのような行動をとるか分からなかった。
正直、敵も味方も分からない。
だがヴォルケンリッターたちの行動にはわけがあるはず。
「痛たた。とにかくはやてちゃんのところに行かないと」
翔一は真実を知るため今の状態を保つ事にした。
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