第三話 赤の炎
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みるとすり抜けた。
「よし!」
翔一は再びバイクに跨りその壁をすり抜けた。
(・・・ほう・・・結界をすり抜けるとは・・・)
翔一の姿を仮面の男が見ていた。
「ここは一体・・ぐ!」
翔一は凄まじい頭痛に陥った。禍々しい気配に押しつぶされそうになる。そして翔一はビルを見上げた。
「え?」
翔一が見上げるとヴィータが空を飛び目の前の少女に危害を加えていた。
「あれは・・・子供?・・・なのはちゃん!!」
翔一の視線の先には杖のようなものを持ったなのはの姿があった。
「なんでなのはちゃんが・・・!!」
突然なのはの胸から手が生えた。翔一は目の前で苦しむなのはの姿に驚いていた。
「!!」
翔一はヴィータ達を止めるべく力を引き出す動きをとった。するとベルトが現れ未知の力が発動する。
「変身!!」
翔一がベルトの両端を敲き付けると姿とバイクが変わった。
「はあ!!」
翔一はマシントルネイダーを走らせると飛び上がった。
「!!」
するとマシントルネイダーが変形しスライダーモードになり滑空した。
「なに!?」
ヴィータが振り向くとマシントルネイダーに乗った翔一が現れヴィータを突き飛ばした。
「仮面・・ライダー?」
翔一の姿に驚くなのは。
(違う・・・一文字さんじゃない・・・)
一文字ではない仮面ライダーに驚くなのは。
「てめ!きやがったのか!」
ヴィータがグラーフアイゼンで翔一に襲い掛かるが、翔一はその一撃を受け止めた。
「く!あいかわら 「ヴィータちゃん止めろ!」 なに!?」
ヴィータは目の前の戦士、翔一が自分の名前を知っていることに驚いていた。
「てめえ!なんであたしの名前知ってんだ!!」
「く!」
ヴィータの攻撃を避け続ける翔一。
「てめえ!そいつらの仲間か!?」
「やめろヴィータちゃん!!何故なのはちゃんにこんな事するんだ!?」
「「え?」」
ヴィータだけではなく、なのはも驚いた。ヴィータにとっては目の前の戦士が、なのはにとっては見ず知らずの仮面ライダーが・・・なのはの名前を知っているからだ。
「ち!」
「く!!」
翔一はひたすらヴィータの攻撃をかわし続けた。前回とは違い翔一が全く攻撃しない事がヴィータは気に入らない。
「舐めんじゃねえ!!ラテーケン!!」
「ぐはあ!」
ヴィータのラテーケンハンマーをまともに受けてしまう翔一。
「この野郎!!」
ヴィータが再びグラーフアイゼンを振り下ろしたその時マシントルネイダーが割って入った。
「なに!?」
「は!」
翔一は
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