ガンダムW
1669話
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ている私物という面ではそんなに多くない。
いや、それどころかバッグ1つか2つあればそれで十分な程度の私物だ。
D-120コロニーを本拠地としているが、それはあくまでも繋ぎ……そのうち地上に戻る予定だったのを考えれば、それは当然だろう。
凛や綾子が大事にしている物に関しては、それこそ空間倉庫の中に入れておけばいいし。
多いのは、寧ろハワードを始めとした科学者達の荷物か。
整備用の道具も、プロともなれば自分の手に合った物を使うのが当然なんだろうし。
『アクセル、俺が言われてた範囲は大体終わったけど、そっちはどうだ?』
ピースミリオンの周囲を移動していると、不意にそんな通信が入ってくる。
映像モニタに視線を向けると、そこにはデュオが映し出されていた。
「俺の方も大体終わった。他の連中はどうしてる?」
『あー……五飛の方はちょっと手こずってるみたいだ。何か、コンテナの中身が違っているのが何個かあったらしい』
「……大丈夫か、それ?」
コンテナの中に入っているのは、色々な物がある。
それこそガンダニュウム合金を始めとした代物や、MSを整備するのに必要な機械の部品、そしてMSの補修部品等々。
それ以外にも生活物資が入っている物もあるのだから、コンテナを全て格納庫に運べばいいというものでもない。
MSの整備をしようとしてカップラーメンが出て来たら……いや、そうなれば技術者達が自分達の食べ物として確保するだけか。
ともあれ、コンテナの外からは中に何が入っているのか分からないんだから、コンテナに書かれている内容と中身が違うというのは、ちょっと遠慮して貰いたい。
……透明な素材、いわゆるスケルトン素材とかそういうのでコンテナを作れば、中身の間違いとかないからちょっと便利かもしれないな。
まぁ、そういう素材でコンテナを作るとなると、当然のようにコストは上がるだろうけど。
シャドウミラー……ホワイトスターの方にいるシャドウミラーであれば、コストとかそういうのは全く気にしなくてもいいから問題なく作ったりしそうだけど。
『さぁ? 五飛は怒ってたけど、それは納得出来るな』
「……一応運んだコンテナの中身はしっかりチェックするんだから、出来るだけ早い内にチェックして貰った方がいいだろうな」
その言葉にデュオも頷き、再び俺達は仕事に戻っていくのだった。
「え? そんなに急ぐ事はないんじゃない?」
ピースミリオンに対する引っ越し作業も大体が終わり、残りは明日で完了するというところで今日の仕事は終わった。
その後は、当然のようにそれぞれが自由時間となり……俺は凛と綾子の2人と共に、ピースミリオンの部屋にいた。
一応ここは個室という扱いになってはいるが、凛と綾子
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