第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change3:白き戦闘狂〜Trial test for class attendance〜
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線を後ろに向けるとリアス部長を先頭にオカ研のメンバーが揃っていた。
そしてヴァ―リは視線をリアス部長に向ける。
「三天龍と称されたドラゴン。『赤い龍』と『白い龍』そして『歌龍』に関わった者はろくな人生を送らないらしい。君達はどうなんだろうね?」
「……」
「言いたい事とは言えた。それに俺もやることがあるからな……また会おう神無月進そして兵藤一誠、羽衣九狐」
ヴァーリはそのまま裏路地に消えるように去っていった。
あまりいい予感がしないな。
―○●●●●○―
今日はいつもと教室が騒がしい。
まあ、今日は学校行事の定番中の定番、授業参観の日だからだ。
イッセーの両親も来ている。まあ大方アーシアを見に来ただろうがしっかりと持っているビデオカメラでイッセーのことも撮っていた。
それだけなら問題ない。
そうこれだけなら……。
「マスター、来たよ!!」
「テュールが一緒に来てほしいといってきてな。私も来たぞ神無月進」
なぜかテュールとティアマットが授業参観に来ていた。
どうしてこうなった…。
「実はマスターのかばんの中身を拝しゃ…整理していたら授業参観のプリントを見つけてねティアと一緒に来たんだよ」
「まあ、テュールの言っているとおりだ。まあ私もこのような行事に興味があって、私もお前の参観目的で来たというわけだ」
そうなのかよ……。
てか、今テュール、拝借って言いかけなかったか?
「気のせいだよマスター」
「何で俺の考えがわかった…」
「乙女の力だよ!!」
まあ、いいか。おそらく親がいない俺に気を使ってくれたのだろう。
それにしても……。
「シン君はあんなきれいな人たちと暮らしているの!?」
「くっ・・・!!全国の腐女子には要らない情報がはいってしまったわ。野獣イッセー×シンのネタを組みなおさなければッ!!」
「なるほどシンはあんな女性たちと暮らしているのか!!これは今年のコミケの本の題材は『シンと三人の美女』で決まりだな」
「あいつだけ美少女に囲まれやがってッ!!」
「羽衣さんだけではなくあんな美女二人と同棲しているだとぉ!!」
「許さん…許さんぞぉぉぉぉ!!」
周りのやつらがさまざまな意味で騒がしくなった。
てか、勝手に人を漫画の題材にするのはやめてくれ…。
こうして変な幕開けで授業が始まった。
そして一時限目の俺達のクラスでは英会話の授業の筈なのだが、正直俺は回ってきた物体に少々困惑していた。
俺の目の前にあるこの紙粘土の塊はなんだろう英語の授業に必要なのか?
「今日はその紙粘土を使って自分の感性と本能の
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