堕ちた神
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タイルの女の子に。
「絶対殺す・・・マジで殺す」
「いや〜ん、オチビちゃん怖いよ〜」
本気の殺気を放ってみるが、冗談としか受け取られずにさらに体を密着させられる。マジでイライラしてきたぞ?本気で殺しちゃうよ?
「それじゃ、長い夢へとご案内」
「キャッ!!」
こちらで駆け引き?にもなってないか。そのような感じのものが繰り広げられていると、向こうではサクラが偽物に地面に叩き付けられており、彼女もオレンジ髪の少年同様に地面に伏せていた。
「サクラ!!ラウル!!」
3対2だったにも関わらず、仲間二人を倒され形勢が逆転してしまう。二人のチビッ子を倒した女性は元のサイドテールの女性へと変化すると、こちらへとやって来る。
「あらら?なかなか美味しそうな女の子になっちゃって」
「でしょでしょ?エッチィよね?」
舐め回すように観察してくる薄黄色の髪をした女性と俺を羽交い締めにしている緑色の髪をした女性が楽しそうに今の俺の姿を話し合っている。だが彼女たちのその会話も頭の中に入ってこなくなってきた。なぜかわからないけど、頭がボーッとしてきたからだ。
「エミ、胸揉みすぎじゃない?その子感じまくってるじゃん」
「あれ?やりすぎちゃったかな?」
体から力が抜けかけてきたところでようやく解放される。だけど、息が上がりまくっている上に、妙な疲労感に襲われて地面に崩れ落ちてしまった。
「この子もダウンか。これからどうする?」
「どうしようかしらね」
すでに戦いが終了したかのような雰囲気である二人に悟られないように呼吸を懸命に整える。なんかソフィアにやられた時よりも疲労感が激しいのは、女の子にされちゃってるのが大きいのだろうか?
「エーメたちの手伝いでもしようか?」
「えぇ、あっち4対1じゃん。楽勝でしょ」
聞き覚えのある名前に体がピクッと反応する。エーメって、カノッコ村であった女盗賊と同じ名前だ。
「それより、この子で遊ばない?せっかく可愛くできたんだもん」
疑問に頭を悩ませていると、一人と視線が合い思わず目を反らす。もうこいつらが話していると、嫌な予感しかしないからだ。
「そういえばエーメがこの子の仲間に全裸にされたんだっけ?」
「そんな話し聞いたね」
そういえばウェンディからレオンが女の人の服を一瞬で切り刻んだって言ってたな。となるとやっぱり、あの女剣士がやって来ているのか。
「じゃあさ、この子でその仕返ししちゃおうよ!!部下たち集めて」
「あ!!それ面白そう!!」
その瞬間全身から鳥肌が立ったのがわかった。これから何をされるのか耳に入ってしまった上に、標的がガッツリ俺で決まりきってしまっているからだ。
「そうと決まったら!!」
薄黄色の髪の
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